清濁併せ吞む。 | 自閉症、発達障がいのお子さんの気持ちがわかるキネシオロジー

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言葉が遅い、出てこない、話すのが苦手!でも、お子さんは伝えたい言葉をもっていて、それを伝えようとしています。その言葉を受信するには、まずはかかわる人が、素直に受けとめる準備をすること♪自分と仲良くなるセラピーを提供しています。

今年の大河ドラマ

 

光る君へ

 

なにげにハマってます。

 

見てない人には

さっぱりでしょうけど(笑)

 

史実はともかく

脚本と俳優さんたちが

良いのだろなー!と

思ってしまう。

 

実際の紫式部が

あんな方だったか

どうかはわからないけど

それはさておき 

ドラマとして

とても

考えさせられるものがある。

 

主人公のまひろは

ものすごく

広い深いまなざしで

社会をとらえていて

 

遠くへ行って

二人で暮らそう、

という道長に

 

いっときの自分の愛を

成就させることよりも

 

みんなが

暮らしやすい世の中に

変えていってほしいと

地位と身分がある人だからこそ

それをやり遂げてほしいと

道長に懇願する。

 

そのことで

ふたりは

男女の関係としては

終わりを

迎えたわけだけど

 

それでも。

 

未だ思い合い

結び合っている。

 

自分が

生まれてきた環境には

意味があって

 

その意味と

しっかり向き合って

自分の人生を

精一杯やり遂げるのが

生きるっていうこと。

 

そういう思いをもっている

まひろという主人公が

すてきだなーと思う。

 

ソウルメイトとして

描かれている

道長(三郎)も然り。

 

結構もう前の話だけど

道長のお父さん(兼家)が

亡くなったとき。

 

正直

権力お化けっつーか

自分の家と権力だけにしか

興味のない

超ひどい人なんだから

 

亡くなってよかった

ざまぁみろって

天罰だって

わたしなら

思うかもしれないけど(笑)

 

父の最期に亡骸を支え

その死を悼んだ

道長を見て

この人って

すごいなぁ、、と思った。

 

道長の兄(道兼)が

父親に認められず

一族の汚れ役として扱われ

自暴自棄になったときも

 

まひろのお母さんを殺した

とんでもない兄なのに

それも受け入れ

兄の人生を

しっかり生きてほしいと

兄に話をする。

 

そして

道長に自分の弱さを

受け入れられたことで

道兼は与えられた

自分の天命を生きようと

生き方を変えていった。

(結局亡くなったけど)

 

神様のようだよね。。。

 

現実には

このドラマに出てくる

道長のような人は

いないでしょって

思いつつも

 

わたしたちが

生きてる現実で

こういう人が

増えていかないと

日本は厳しいと思うし、、、

 

本来の日本人って

清濁併せ飲むことが

できるというか、、

 

こういう魂を

もってると思うんだよね。

 

わたしも

こう在りたいなと思う。

 

人を一面から見て

こういう人だからと

決めつけ

シャットアウトする、

のではなく

 

生の人間としての

その人とかかわる。

 

そのためには

どんな自分も受け入れる。

自分から逃げない。

 

これがベースだねっ

 

ドラマの

これからの展開も

たのしみーっ