その人らしく生きる姿を「わたしが」見たいから。 | 自閉症、発達障がいのお子さんの気持ちがわかるキネシオロジー

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言葉が遅い、出てこない、話すのが苦手!でも、お子さんは伝えたい言葉をもっていて、それを伝えようとしています。その言葉を受信するには、まずはかかわる人が、素直に受けとめる準備をすること♪自分と仲良くなるセラピーを提供しています。

金曜日の夜から

夫とともに

夫の実家に来てます。


昨日は朝から

介護保険の切り替えで

ケアマネさんが来訪。


今までだったら

平日に

わたしが対応してたけど


昨年春頃

義母が認知的に

少し怪しくなったとき

わたしのことを盗人だと 

夫やケアマネさんに

言い始めた。


ちょうどその頃まで

義母には

亡き義父の遺産のことで

大きな氣がかりがあり


このまま

認知的な乱れが

進んでいくことを危惧し


それまで

ほぼ毎週のように

夫の実家に行き 

一番密にしてたのだけど

義母とは

距離を置くようになり

自分一人で

夫宅を訪問することは

やめました。


ちょうどうちの父も 

入院騒動があり

実家のフォローも

必要だったので

物理的にも距離を置けた。


どうなるかなと思った

義母だけど

すんなりと

認知的な乱れは無くなり

今に至ってます。


昨年階段から落ちて

指の骨折は

あったりしたけど

一人でなんとか生活してる。


義父の遺産のことが

落ち着いたことが

義母にとっては

一番大きかったと思うけど


わたしはあらためて


家族との距離も

つかず離れずが

大事なんだということが

ふっと腑に落ちた。


それに伴い

自分の関わりも

変わってよかった。


かつて

支援学校の教員だったときも 

同じようなことを経験してて


子どもたちの

落ち着かなさに 

一挙一動に

自分が心乱されたことがあった。


それが

極限まで行ったときに


ふっと

つかず離れずが

出来るようになった。


あれだけ

苦しかったのが

嘘のように


感情的に乱されることが

ぴたっとおさまり

今適切なかかわりって

なんだろう?

スイッチが切り替わる。


自分が変われば

子どもも

変わることを学んだ。


ほんと、、、

それがすべて。


腑に落ちるまでは

ほんとしんどかった。


でも

極限まで行ったからこそ


感情乱されてる

自分が醜くて見苦しくて

ほんと

見たくはなかったけど


やりきったからこそ

腑に落ちたのかなと思う。


そこまでいかないと

わがんないのかって

思うけどね(^◇^;)


義母へのかかわりも

この時と同じで


義母に対して

自分の思うことを伝えるのに

伝え方が問題だなぁ

言いすぎてしまうし

イライラする

なんとかしたいんだけどって

しんどく思ってたときに


義母が認知的に

怪しくなったことが

きっかけで


それ以来

自分の中で

スイッチが切り替わり

明らかに

かかわりが変わったと思う。


わたしあるあるなんですが

関わる相手に対して

一生懸命に

なりすぎるところがある。


他の人を変えることは

出来ないと

わかってるし


別に

献身的に尽くそうとかも

思ってない。


わたしのかかわる人が

その人らしく生きる姿を

「わたしが」見たい。


だから

そんなかかわりが

出来たらいいなと。


それは強く思ってる。


強く思いすぎるあまり

やりすぎる傾向が

たまに

出ちゃうんだけどね。。


「わたしのかかわる人が

その人らしく生きる姿を

「わたしが」見たい。」


ようやく

言葉になった氣がしてるんだけど

これもわたしが 

地球でやることとして

決めてきたことみたい。


義母とのかかわりが

落ち着いてきて以後

義母のことが

今までより

見えるようになってきた。


そうすると


自分のかかわりを

もっとこうしたら

いいんだなということが

自動的にわかってきて


それを行動に移して

相手の様子を見て

相手が相手らしく

生きてるなと感じると

とても嬉しくなって


じゃあ

今度はこうしてみようかな?

どんどん見えてくる。


たとえば


義母の場合は

こっちが

手や口を出しすぎると

混乱してしまう。


危なっかしく見えても

見守った方が

結果良いのよね。


それまでは

わたしがやるからいい、と

よく言ってたんだけど

自分のことは

自分でお願いします、と

言うようになりました。


あとは


昨日もそうだったんだけど

次の予定を

寸前まで伝えない、

ということ。


見通しをもてないと

落ち着かないという

子どもたちとの

付き合いが長かったから

次の予定を伝えた方がいいって

思い込みがあった。


でも

あまりに前から

次の予定を伝えると

義母の場合は

余計に落ち着かなくなってしまう。


なので

昨日のケアマネさん来訪時も

寸前まで伝えなかった。


もちろん2週間前に

決まってたことだから

事前には伝えてるし

カレンダーにも書き込んでるけど

忘れてるみたいだったから

あえて伝えるのをやめた笑


以前は

ケアマネさんが来る前は

テーブルのモノを

全部片付けてみたりして

その後どこに置いたか

わからなくなることがあったけど


寸前に伝えれば

掃除する時間も

物理的に無いから

混乱しなくて済むし

モノも無くならない笑


こういう感じで

義母のペースに沿った

かかわりの積み重ねを

常にしてる。


それが

本人に沿っているかどうかは

本人を見ていたら

なんとなくわかる。


本人も暮らしやすく

わたしも動きやすい


そんなかかわりを

模索していくのが楽しい。


これから

義母も認知的に

どうなっていくかは

わからないけど


かかわりひとつで

義母らしく

生きられるんじゃないか


それは変わらずに

思っているところです。