経験は 何より大事なたからもの。 | 自閉症、発達障がいのお子さんの気持ちがわかるキネシオロジー

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言葉が遅い、出てこない、話すのが苦手!でも、お子さんは伝えたい言葉をもっていて、それを伝えようとしています。その言葉を受信するには、まずはかかわる人が、素直に受けとめる準備をすること♪自分と仲良くなるセラピーを提供しています。

今日

わたしのきょうだい夫婦と

甥っ子二人が

実家を訪れたので

両親とともに

賑やかなときを過ごしてました。


わたしの母が

大人になってから

プール教室に通っていたときに 

使っていたビート板を

持ってきて 


もう使わないから 

良かったら使って、と

孫に渡したのだけど


そのとき


え?

ビート板?

上の子は4年生だし

今さら必要ないのでは?

下の子は2年生だから

必要かもしれないけど。


ふと思い

聞いてみたら


なんと

4年生の甥っ子ちゃん

泳げないとのこと。

2年生の子は

言わずもがな。

2年生の子は

潜れるよ、とのことだけど。

本人曰く。


めちゃめちゃ驚いた!


わたし自身

3年生の時には

25メートル泳げてたし

それは夏休みに

短期集中講座に

行ったからというのも大きいけど

小3のときの先生は厳しくて

泳げない子は

たしかゼロだったと思う。


だから

わたしの中の

小学4年生はビート板

必要ないでしょ、と

思ってたんだけど!!!


そんな衝撃を受けてるわたしに

きょうだいが


コロナだったから

この3年間

水泳授業がなかったから。

今年も感染やら猛暑やらで

中止になり

一回しか無かったし。


と一言。


コロナ!


今や

わたしにとっては

そっか

そんなんありましたね的な

感じなのだけど


子どもたちにとっては

そこまで影響が

及んでいたということを

まじまじと

見せつけられました。


ショックだった。


「出来ることが

素晴らしいこと」

とは思ってないけど


経験することだけは

とても大事だと思っている。


机上の学習なんかは

あとで

なんとかなるかもだけど


そのときにしかできない

体験はやっぱりある。


明らかに

この3年 


経験不足、という点において

子どもたちの発達が

滞ったことは

たしかなんだなぁと思った。


そして

きょうだいに対して

最もな違和感は

それ(経験不足)を

コロナだから仕方ない、

と言い切ってしまったところ。


わたしのきょうだいは

小学校の教員で

(なぜか同じ道を選んでたよね

わたしは今教員では無いけど)

コロナ禍になってからは

マスクの顔しか

見たことがない。


3年間

このコロナについての認識が

テレビ報道と変わらないし

おかしいとも

思っていないようだから

当然そういう言葉が

出てくるんだろうし


なんなら

マスクして家に来るし

両親が高齢だから


そんな自分自身のことを

氣遣いが出来る

まっとうな人間、と

思っていると思う。


分かってたことだけど

かなり残念。。


きょうだい夫婦ともに

仕事も忙しいというのは

わかるけど


小学生の二人にとっては 

経験が即

命になる時期なのに

そういう親の思考が

もったいないなぁ。。。


と思ってしまう。


臨界期、というのがある。


調べたら

臨界期説、というのも

出てくるので

説、なのかもしれないけど


その年齢に

体験しなければ

身につかない力、

というのがあると

わたしは思うのよね。


大人になってからも

出来ないわけではないけれど


体験って

一瞬一瞬が

大事なんだよ。


わたしなんかは

50代の今。


今体験しとく!

ということの大事さが

ただただ身に沁みる。


対して

子どもは

たしかに

親が何もしなくても

学んでいく生き物。


だけど

未来があるから、と

「今 体験させない」

「社会的に仕方ないから

体験させない」というのは

どうかなと思う。


ハッキリ言って

子どもも免疫力が落ちてきてて

若いうちに

命を落とす子も

これからは多くなると思う。


脅すつもりはないけど

未来はないかもしれない。


そして。


競争がいいわけでは

決してないけど


親が何を大事にしているかで

子どもの発達や成長に

大きな差が出てくる。


自分で考えて

生きていける子か。


自分では決められない   

何も出来ない子か。


それはおそらく

埋められない差となり

顕現してくると思う。


二極化していくかも

しれないよね。


きょうだいとは

おそらく話も合わないし

向こうが100%間違ってると

言ってるわけでもないけど


甥っ子との関わりの中で

経験は宝物、というのを

背中で見せていける

わたしで在ろうと思う。