自宅で安心して最期を迎える 居場所作りがしたい。 | 自閉症、発達障がいのお子さんの気持ちがわかるキネシオロジー

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言葉が遅い、出てこない、話すのが苦手!でも、お子さんは伝えたい言葉をもっていて、それを伝えようとしています。その言葉を受信するには、まずはかかわる人が、素直に受けとめる準備をすること♪自分と仲良くなるセラピーを提供しています。

昨日
実家の母と言い合いになった笑

それは
父に先立たれた後に
施設に入るか入らないか
みたいな話で

母はどうやら
有料老人ホームの
お世話になることを
視野に入れているようで。

たしかに
年齢的には
父が先に亡くなる確率が高いけど
まだどうなるかもわからない
未来不安からの話。

氣持ち的には
わからんでもないけど。

そんなことを考えている母が

お義母さん(夫の母)が
施設に入りたいというなら
そうしたらいいのに。

とか言い出すもんだから

言い合いになったのだ笑

義母は
わたしたちと会うたびに
施設に入りたい
というようなことを
言うんですが

そのたびに
わたしたちは

今はコロナ禍で
施設に入ったら
面会もできないし
今までのように
自由に出て歩くことは
出来ないから
今は頑張って
家でひとりで
生活した方がいいと思うよ。

話しています。

それは

施設に入ったら
認知症がますます
進むのではないかということを
懸念しているから。
なんだよね。

実際
夫の友達のお母さんが
認知症で施設に入ったけど
認知症の程度が悪かったのか
理由はわからないけども
施設でも面倒見きれなくなり

提携の病院を紹介されて
病院に入ったとたん
寝たきりになってしまって
もう10年くらい
寝たきりで施設に入ってるとか

そんなのを見ているから

本人が安心して
生活できる施設でなければ
家族としても
安心できないと思っているのだ。

わたしも
かなり前とはいえ
社会福祉を学び
特養で実習したり
しているからこそ
(社会福祉士も取得した)

施設が
人的にも経営的にも
いろんな面で厳しく
きれいごとでは済まない世界
というのが
想像できるだけに
そんな中で
職員が一丸となって
手厚い支援をされている
施設もあるのは
もちろんわかってますけど

施設選びにも
眼力がいることが
わかるんだよね。

ましてや
今はコロナ禍で
施設を見学したり
施設の職員さんと
コミュニケーションを
取れないまま
入所しなきゃならない。

非常に選択が難しいなと
思ってしまうんだよね。

なのに
実家の母が
そんなことを
言い出すもんだから

そんな簡単じゃないよ!

って言ったら
母がむくれたの笑

母は母で
有料老人ホームに入ったお友達が
行事がたくさんあり
楽しく生活してるみたい、
という話を聞いて

施設もありだなと
思ったようだから

まあようは
誰もが

自分が
見聞きした話やら
体験から判断して
勝手に思ってるだけなんだよね笑

そりゃ
当事者の意思決定やら選択を
優先すべきなんだけど

高齢者の場合や
わたしが
受け持っていたような
障がいを持っている方の場合

自己決定が
難しいことが多いし

支払うお金のことも
本人が把握出来ない場合も多く

家族の介入は
必要だったりする。

そんなんがあるから

簡単じゃないよ!

って
母に言ったわけですが。

ほんとね。

わたし
こういう話になると
絶対に思ってしまうことが
あるんだけど

それは
日本の高齢者福祉の現状は
わたしが福祉を学んでいた30年前と
ほとんど変わってないということ
なんだよね。

福祉の現場で日夜
頑張っている人も
たくさんいるだろうし

部外者が何をって
感じに思われるだろうけど。

わたしは大学で

施設福祉から在宅福祉への
転換が求められる

そう学んだし
わたしも
そう思ってたけど、、、

結局
行き着くところは
入所か入院しかなくて

自宅で安心して
最期を迎える

当たり前のようなことが
超難関!ってことだから

それを思うと
どうしたって
ため息つきたくなる。

所詮は理想だったのか!と。

わたしは

自分が死ぬときは
どう死にたい?

というワークを
いろんな人と
したことがあるけど

病院や入所施設で
死にたいなんて人
一人もいないんだよ。

ということは

そう思っているのにも
かかわらず

いつのまにか
自宅で安心して
最期を迎えることを
超難関にしてしまってるのは

自分の意識なんだろうね。

社会はたしかに
変わらなければならない
のかもしれないけど

それを待っていたって
変わらない。

なんたって
30年前と
変わってないわけだから笑

そうしたら
同じように

自宅で安心して
最期を迎えたい人たちで

今から
動くしかないのかなとも
思うのだ。

居場所作りだね。

わたしと同じようなことを
思っているお友達も
最近増えてきてるから
なんか行動に移したい。

2023年は
そんな年にしたいな。