やさしい世界を創ろう | 自閉症、発達障がいのお子さんの気持ちがわかるキネシオロジー

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言葉が遅い、出てこない、話すのが苦手!でも、お子さんは伝えたい言葉をもっていて、それを伝えようとしています。その言葉を受信するには、まずはかかわる人が、素直に受けとめる準備をすること♪自分と仲良くなるセラピーを提供しています。

自然栽培パーティ

という映画を
観てきました。

全国各地で
鑑賞されていたみたい。


自然栽培パーティとは

「全国の障害者が

自然栽培に取り組み

ニッポンを健康にする
障害者や農家や

地域でともに
暮らす人たちを

ワクワクさせる活動」


全然知りませんでしたが
映画を観て
知ることが出来て良かった♡

障がいをもった方と
農作業という組み合わせは

特別支援学校の
教員をしていた頃から
作業学習などで
取り入れていたから
よく知っているのだけど

その頃は
あまりいいイメージが
なかったんです。

農作業の班は
室内だと作業が難しい
重たい障がいのお子さんで
構成されていることが多く
先生方はいつも
作業種に頭を悩ませていた

という印象。

作業学習は
中学生以上なんで
小学生を受け持つことが
多かったわたしには
あまり経験がなく
不勉強なのも
あるかもしれないけど。

でも今回

映画の中で
農業する
障がい者の方は
みんな素敵♡

なんてったって
笑顔が
チャーミングでした♡

映画の中で

福祉の職員さんが
苗を植える横で
苗のケースを
植えやすいように
移動する方がいたのだけど

そのうちに
自分から手を伸ばして
植え出しました。

その行動って
その方にとって
おそらくは今までに無かったこと
だった様子。

受け持っていたような
お子さんとかぶり
とても印象的でした。

実際。

屋内では
自分の氣持ちを
うまく伝えられず
自分の服を破ってしまうなどの
行動をする方も

自然栽培を始めてからは
そういう行動自体が
減ったそうです。

室内では
氣になってしまう行動も
自然栽培している畑の中では
こちらも余裕が出来てくるのか
氣にならなくなるんです。

そんなふうに
おっしゃっていた
職員の方もいました。

障がいある方が
出演されている映画だけど

いわゆる
○時間TVのような
あからさまな
お涙ちょうだいものでは
全く無くて
好きな方がいたら
ごめんなさい

みんなが同じく
自然栽培する仲間。

それが素晴らしいなと
思った。

自然栽培は
素敵な楽なことばかりじゃなくて
全く収穫出来ない年もある。

一定の収量を上げることで
働いている
障がい者の方に
一定の工賃を出そうと
努めてきたから
いわゆる慣行栽培を
今すぐ辞めると言うことにはならない

そんなふうに
現実と真摯に向き合って
考えている
職員さんの氣持ちも
わかるなーと思いました。

この映画の監督の
田中貴大さんの挨拶が
映画の最後にあったのだけど 

田中さんも
自然栽培に魅せられて
じぶんも自然栽培を始めた。

そのうちに
いつのまにか
自然栽培は良いけど
慣行栽培は悪い。

そんなふうに
なってきてしまったと。

でも
自然栽培パーティの方達と
関わるうちに
それが変わってきたと
話されていました。

「正しい」と
「間違っている」しかなければ
どこまで行っても 
交わることはない。

戦うのでは無い世界を創る

その想いが
どこまでも広くてやさしいし

それが新たな世界を創る。

そう思いました。

興味があったら
是非観てほしい映画です。