人とのかかわりは 押してダメなら?を 学ぶ場。 | 自閉症、発達障がいのお子さんの気持ちがわかるキネシオロジー

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言葉が遅い、出てこない、話すのが苦手!でも、お子さんは伝えたい言葉をもっていて、それを伝えようとしています。その言葉を受信するには、まずはかかわる人が、素直に受けとめる準備をすること♪自分と仲良くなるセラピーを提供しています。

先日このブログを書いた。
特別支援学校の
アルバイトで
Nちゃんという
女の子とのかかわりを
書いてるんだけど

昨日面白いことがあった。

Nちゃんはちなみに
いつもは車椅子に乗っていて
しゃべりはしないけど
声も出るお子さん。

とても意思が
はっきりとしてて
さらに最近は
はっきりくっきりになってきた笑

ザ☆女子!って感じ!

わたしはNちゃんの
トイレの支援に入ることが
たまにあるんですが

最近は
行きたくないときは
絶対に行きたくないと
意思表示するし

Nちゃんには
大好きな先生がいて
その先生が違うお子さんと
関わっていて
トイレに
一緒に行けないとなると
かーなーりー
不機嫌なのだ。

昨日は
わたしが関わっていて
そろそろトイレの
お時間ってときが来て
そろそろ行きますよーって
声かけましたが
その前から不機嫌モードで
やな予感しかしない笑
彼女が行きたくないときに
トイレに行こうとすると
髪引っ張られるし
叩かれることも。

一緒にいた
同じクラスのM先生も
そう思ってくれたようで
Nちゃんに
表情の絵カードを見せて

どんな気持ち?

と聞いてくれたりして
しばらく
絵カード見たりして
もう1人クラスの
男の子も加わり
いろいろ話してた。

そしたらM先生が

じゃーM先生
おトイレ行ってこよー
おトイレ花丸してこよーっ

場を離れたの。

それからちょっとして

Nちゃんが
ドアをトントン🚪する
いたずら?遊び?が
好きなのが
わたしの頭をよぎり。

Nちゃん
今ならM先生が
トイレに入っているよ!
トントンしてくる?

Nちゃんに
声をかけたらうなずくわけ。

Nちゃんは
そのとき靴下も靴も
脱いでしまっていたから

急いで準備して
一緒に立って
介助歩行しながらトイレへ。

その間もNちゃんは
ぐふぐふ笑ってて

そうしたら
M先生がちょうど
出てくるところで
Nちゃんは大喜び。

M先生は
かかわり上手な方なので
うまいこと遊んでくれて
わたしはどさくさにまぎれ
Nちゃんを便座に座らせ。

Nちゃんはそのあと
タイミングよく
用を足すことができて

わたしは
はなまるーっ爆笑
えらかったねー

たくさんほめましたとさピンクハート

とっさの判断的なかかわりで
だまし討ちみたいだけど笑

そんなに何回も
使える手ではないけども

人とのかかわりは
正攻法で
いけないときもある。

わたしはそれを
お子さんとのかかわりで
学ばせてもらったなって思う。

昔のわたしは
一方向から
押しまくっていた。

そして相手からの
予想される返答の幅も
ものすごく狭く
自分が予想する返答しか
許さずに圧をかけてた。

それが一番ひどい時期だった。

ちょっとかかわりに慣れてきて
余裕が出てくると
引く、は覚えたけど
押すか引くか
二極しかなかった。

そして最近は

押してダメなら
引いてみる。
引いてダメなら
まだ方法は無限にある。

もちろん
ダメなときもある。

と思っている。

今回のNちゃんの場合
おトイレだから
生理的に行かないと
いけないときもあり

基本的には「一択」しか
ないわけだけど

それでも
やっぱりお子さんが
納得して行動できるように
したいなと思ってる。

今日もNちゃんと
トイレに行ったけど
行けそうな
タイミングのときに行き

あとは
他の先生におまかせした。

昔は
自分がやらなきゃ
誰がやると思ってたけど

それは
自分を中心において
自分が納得することばかり
考えていたんだなと
今はわかる。

今は
Nちゃんが
納得できることを
最優先できるように
なってきたかな。

自分を大切にすれば
相手を大切にできる

わたしはそう思っているよ。