ぜーんぶわたしが頑張る!は 要らないのだ。 | 自閉症、発達障がいのお子さんの気持ちがわかるキネシオロジー

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言葉が遅い、出てこない、話すのが苦手!でも、お子さんは伝えたい言葉をもっていて、それを伝えようとしています。その言葉を受信するには、まずはかかわる人が、素直に受けとめる準備をすること♪自分と仲良くなるセラピーを提供しています。

2月4日
実は記念日

なんの記念日かと言うと

左手の
人差し指骨折記念日笑

ちっともめでたくないですが笑

もう10年くらい前のこの日

わたしは
特別支援学校の教員をしてて
校庭の雪山で
そり滑りをしてました。

その日はたまたま
山の斜面はつるつるの
テカテカでした。

そしてわたしは
そり滑りを
支援してたのだけど

つるつるの斜面で
滑って転び
とっさに手をついた拍子に
骨折しちゃったわけです。

しかも
厳寒の北海道なのに
手袋をしてなかったガーン

指があり得ない方向に
曲がったのを見たときは
さすがに
血の気がひきました。
ものすごい激痛。
今これを書いていても
そのときの体感覚が残ってて
なんとも言えない気分になる笑

痛いのダメな人
ごめんなさいね(^◇^;)

すぐに職場から
近くの整形外科を受診し
ギプスをつけてもらい
痛み止めをもらい
そのあとは3日くらい
休んだ気がします笑

骨折は後にも先にも
これ一回だけ。
(今のところですが)

骨折がどんなものかわからず
どのくらい経ったら治るのか
見通し持てず
もとのように戻らないことが
ショックでショックで。

複雑骨折だったので
手指の専門医にも通い
リハビリしたし

キネシオロジーの
セッションも
友達のヒーラーさんの
セッションも受けた。

やれることは全部やって
回復を待つしかなかった。

結果
10年後の今は‥‥

ほとんど問題なく
動いてる♬

起きる出来事って
どんなに辛いことでも
嫌なことでも
自分が体験したくて
起こしていることだと
わたしは思っているから
手袋はいてれば
おそらく
骨折を防げたでしょうから
自分が引き起こしてるんだよね

じゃあ
骨折からのメッセージは
一体なんなのか?

その当時は
働きすぎだから
休めってことなのかなと
思ってた。

今振り返ってみると

その当時のわたしは
人を信頼してなくて
人に頼ることができず

自分ひとりで
仕事も抱えてしまっていた。

とにかく全部
わたしがやらないとと
思っていて

でもほんとは
そのときは
気づいてなかっだけど
わたしが全部頑張る、のは
違和感だったんだろうね。

だから
自分だけが頑張る方向性を
やめたかったんだと思う。

当時わたしは
自閉症で
聴覚過敏が
かなり顕著なお子さんを
受け持っていたのだけど

神経を使い
個別に対応する場面が多く
担当制にして
かかわっていた。

骨折した日も
聴覚過敏のお子さんが
玄関で他のお子さんと
一緒になると
落ち着かなくなるので
他の子の声も刺激になり
落ち着かなくなる

手袋する余裕なく
その子の後を追いかけて
外に出てしまったんだよね。

自分が手袋しないで
外に出るという行動は

自分を二の次にして
(自分に合わせずに)
お子さんに合わせて 
かつ
他の先生に
迷惑をかけないようにという
わたしの思いが現れてる。

でも
わたしが大きな怪我をして
休むことになり

結局は
そのお子さんにも
他の先生にも
負担を強いることになり
わたしの思いが空回り。

それに加え
お子さんの立場にたってみても
よくなかったかもしれない。

担当を決め
わたしとだけ
かかわるようにすることは

長い目で見たら
そのお子さんの自立を
邪魔していたのかも。

全然見えていなかった
昔の自分。

やっぱり
他の人を大切にしたければ
まずは自分を
大切にすることなんだよね。

そんな学びを経て
今のわたしは

ぜーんぶわたしが頑張る!
やめられていると思う。

まずは
わたし自身のことを整える

そうすると
自然と余裕が出て
結果丁寧に
人と向き合える気がするよ