21日のパワフルな夏至
光がマックスに
強くなったからなのか
(少しは弱まったのでしょうけれど)
世界の闇(=自分の闇)にも
強い光が当たり
ざわざわと
蠢いているのを
なんだか体感してしまう
今日この頃でもあります
今日は朝の
ニュースを見ていて
むしょうに怒りの感情が
出てきました。
それはこの暑いのに
傘をさして
フェイスシールドをして
合唱の練習をしている
生徒さんの映像を見たり
わたしが
信用できる筋から得ている
今世界で起きている
重要な情報
これらが相変わらず
報道されるどころか
全く違った見解が
テレビで報道されて
いるのを見たりして
頭から押さえつけるような
ゴリゴリの
嫌なエネルギーを感じて
怒りを覚えたのでした。
怒りを覚えたのは
マスメディアに
対してですが
ようは
自分の中の闇に
スポットが
当たったんですね(^^;
これなにかなーと
解明しようと思いながら
朝のしたくをしていたとき。
窓の外から
議員の名前を
告げながら走る
宣伝カーの音声が
耳に入ってきました。
え?選挙なんて近々
あったっけ?と思いつつ
その音声によって
思い出されたことが
自分が朝ニュースを
見ながら感じた
自分の感情とリンクしていて
まいったなぁ
もう必要なことしか
起こらないよなぁと
思ったので
今日はそれを
書くことにします。
前置きが長くなりましたが(^^;
特別支援学校の
教員だった頃
わたしが
受け持っていた
Nくんという
男の子がいました。
小4まで特別支援級に
在籍していたのですが
聴覚過敏がものすごくなり
1年間不登校に。
そして小5から
特別支援校へ
転入してきた
お子さんでした。
Nくんは
自分の受け入れられない
大嫌いな音がすると
受け入れられなくて
うるさーい!と
大声で叫んだり
独特の声を出したり
自分が逃げ出していったり
他のお子さんに
ものを投げたり。
聴覚過敏に加え
視覚的な過敏もあったので
苦手なお子さんに
廊下で出会ってしまうと
逃げ出してしまい
そのあとずっと
不安な気持ちを
引きずってしまう。
彼が落ち着かなくなると
他の聴覚過敏のお子さんも
教室にいられなくなる。
Nくんは
聴覚に対しての刺激を
受けてしまうと
自分でも制御できなくなって
我慢できずに声をあげ
他のお子さんに影響を
及ぼしてしまうのです。
本人の失敗体験に
つながってしまっているので
解決方法として
なるべく事前にわかる
音については
避けるようにしてました。
お母さんと話し合い
避難訓練の日は
お休みしてもらったり
遅刻してきてもらったり。
でも音を防ぐって
不可能なんですよ。
あたりまえだけど。
突発的な音の中で
彼が特に大嫌いだったのが
選挙カーの音
ヘリコプターの音
非常ベルの音
↑
非常ベルをいたずらする
お子さんがたくさんいた
音を聞いてしまうと
とにかく不安定になるので
いつ鳴るんじゃないかと
ひやひやしてました。
朝の選挙カーの音から
そんなNくんのことを
思い出してたんです。
そして
いっぱいいっぱいだった
わたしのことも
思い出してました。
その頃のわたしは
頭も心もガチガチで
でもプライドだけは高くて
自分はお子さんに
寄り添えてると
思っていたから
不登校のお子さんも
なんとか工夫すれば
来れるにちがいないという
驕りが自分の中にありました。
それが
Nくんとの出会いによって
無残にも打ち砕かれました。
わたしは自分では
お子さんの気持ちを
なによりも大切にしたいと
口では言いながら
実際の行動としては
自分の常識を
押しつけることしか
できていなかった。
そして自分が
学校は当然
毎日通うところ。
と
思っていたことも
またショックでした。
Nくんは
わたしの中の
いろんなものを
壊していってくれました(笑)
ほんとに
しんどかった時期でしたが
今はほんとによかったと
思っています。
Nくんとの出会いを通して
人と寄り添うというのは
教科書通りに
いくものではないということ
そして
常識というものは
実は無かったのだ
学校のできることは
限られているんだ
と感じました。
わたしが学校では
もう勤められないなと
思い出したのは
それからなんです(;・∀・)
学校という場所では
自分にできることは
限られてしまうし
学校にいる限り
選択が限られる。
そんな
自分を見るのが嫌。
自分の限界やら
無力感やらを
見つめたくないというのが
まだまだ
わたしの中にある。
Nくんが叫んだり
どうしようもなくなった姿とも
実は重なる。
無力感の象徴だった。
Nくんはわたし自身でも
あったんだ。
ここで冒頭に戻るけど
今朝ニュースを見て感じた
わたしの怒りは
わたしが勝手に設けた
限界や制限に対しての
怒りだったのです。
これどうするよ(;・∀・)
もういらないよね
どんどん
自分にしてた制限や限界を
解除して
怒りの先に進もう