人のために、ってなんだろね。 | 自閉症、発達障がいのお子さんの気持ちがわかるキネシオロジー

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言葉が遅い、出てこない、話すのが苦手!でも、お子さんは伝えたい言葉をもっていて、それを伝えようとしています。その言葉を受信するには、まずはかかわる人が、素直に受けとめる準備をすること♪自分と仲良くなるセラピーを提供しています。

最近お会いしたお客様

かなり
おつかれのご様子。

表情がとてもかたい。

作り笑顔をするのも
みるのも嫌い。
人が作り笑顔をしていると
すぐにわかっちゃうんです。
ということをおっしゃってました。

カウンセリングしていく中で
言葉の端々から
常に
自分ではなく
人にベクトルが向いている方だな
と感じ

浮かんできた言葉があり

筋肉反射テストで
伝えて良いかどうかを確認して
伝えて良いと反応したので
伝えました。

「人は鏡、と言いますね。
周囲の人は常に
自分の姿を見せてくれている。
どう思いますか?」

というようなこと。

そこから
だーっと勢いよく
お話をされるようになりました。

某、援助職の
お仕事をされている方でした。

少し前
障がい者施設で
大勢の命が消される
痛ましい事件がありましたよね。

その加害者のこと
気持ちがわからないでもない、
って
おっしゃったんです。

ひどい話だって
思いますか?

あんな
血も涙もないことするのは
人間じゃないって。

自分とはかかわりない、って。

わたしは
そう思いませんでした。

援助職に就く人間って
闇を抱えている方も
中にはいます。

自分を自分が
満たすことができないから
認められたくて
人の役に立とうとする。

誰かに認められたくて
やっているのに
援助する相手が判断することが
難しい方だったりすると
認めてくれない。
認めることができない。

上から目線になる。

わたしを認めてくれない
あんたなんて生きてる価値がない
って。

そういう職場って
大抵多忙なのと
本音を押し殺すのと
疲労が蓄積されていくのとで

どんどん自分が壊れていく。

犯罪を容認しているわけじゃない
ですよ。

でもこれも現実。

自分を自分で
認められない人が増えてる。

だから
他に承認を強く求める。

自分の存在価値を
顕示しようとする。

わたしも
承認欲求が強かったから、わかる。

でも
このままでいいはずない。

みんなが
自分を認めることのできる社会を
作っていこう。

人のために、
まず自分を自分が認めるところから。

そのためにできることが
キネシオロジーの
セッションなのかもしれない
って
思いました。
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