見る限り鍵なども付いていない。
「おい、開かねーよ!っていうかお前誰だよ!」
「名前なんて意味の無いものですよ。」
だめだ、まるで会話が成立していない。
「お前は僕に何をさせたいんだよ!」
「別になにも君にしてもらうことなどありません、しかし、今の状況にこそ意味があるのですよ。」
ひょとしてこいつ・・・電波か?
これ以上こいつと話しても話が進まないので図書館を出ようとした。
しかし足が地面に張り付いたように一歩も動けない。
「まあ、しばらくじっとしていてくださいよ。
じきに何が起こるか分かる筈です。」
ふとさっきの扉を見てみると、扉が少し開いていた。