「ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み・・・」大叩き男(イラストレーター渡辺隆司)のブログ -4ページ目

復活3ラウンド目...オールドヒッコリー中心のラウンド



この2ラウンドの様子を見て、「そろそろ大丈夫だろう」の思いでオールドヒッコリークラブ中心のラウンドを結構した。
場所は通称「ヤバイディング」と呼ばれている某コース。
コース決定の理由に、こうしたコースは嫌いじゃないという自分の好みと、このコースがカートのフェアウェイ乗り入れを許可した、なんて情報を見つけたから。
それならば楽しむのに抵抗は無い...ちょっとプレーフィが高めだが、二人で15000円くらいならなんとか許せる範囲。
俺がこうしたコースを好きなのは(例えばピート・ダイ設計のコース等)、ミスしたらほぼボールを無くす結果になるホールが多いけれど、成功したらその満足感・喜びも大きいから(百年以上前のクラブで攻略出来たなんて最高じゃない?)。
ただし、難しいクラブではあるので一ホールで大叩きするケースが多いからスコアにはならない。
つまり、良いトータルスコアを目指すゴルファーには向いていない。

今回自分の「ヒッコリーゴルフ」の復活一歩目として、道具の大部分を百年以上以前の古いヒッコリークラブを中心として、やはり60年以上前の黄ばんだ糸巻きバラタのスモールボールを使うゴルフを試した。
ただ、ミスした時に時間がかかりすぎてスロープレーになることを恐れて、ドライバーと7番ウッドと長尺パターに俺用に松村博士に作ってもらったクラブを入れ、2本のニブリックの1本にタッド・モアのバウンスのついたニブリックを入れた(ピート・ダイのコースによくある深いバンカー用)。

ボールは糸巻きバラタのスモール...やっぱりあまりに飛ばない上に(サーリンカバーのマクスフライDDHよりはるかに手応えが軽く飛ばない)、古いバラタの黄ばんだ色がコースに溶け込んでホントに見つけ難かったことが予想外(笑)。
1wは松村博士作以外に古いウッドを持って行って何回か打ってみたが...安定感と飛距離では松村博士製の1wの方が良かった。

一つ不安があったのが右肩の痛み...右手を回すと真横から前方に動かすあたりで「痛ええ!」と声が出るような強い痛みが走り、ダウンがスムーズに動いていかない...まあ、「そんな故障は70歳を超えれば当たり前」なんてのを承知でゴルフ復活をしたわけで、言い訳にもならない。

ラウンド内容は、その痛みが出て体が止まって左チーピンでOBが3発あり、そのために大叩きの7・7・8があってアウトが53、やはりOBの8があったインが51,,,ただし、崖の下に行ったボールは打ちに行かずに1ペナでホール内ラフにドロップして打ったのが、アウトで2囘インでで3回あったのでこれは「正確なスコア」ではない。
救いはボギーオンのホールがアウトで5囘、インで7囘もあった事、そして反省点はことごとくアプローチが寄らずパットも入らずでパーが1個も取れなかった事(笑)。
バンスが無いためにソールを滑らせてアプローチ出来ない古いヒッコリークラブは、タッド・モアだったら楽に寄っただろうところから全て不満が残る結果になった...(これは打ち方を変えるか、違うニブリックにするかだなあ)。

それと破損しないように加減して打つと、俺にはこのヒッコリークラブでの「距類の階段」がうまく出来ない。
しっかり打てばい良いのは分かっているけど、上手く打っても(特にドロー系のボールを打つと負担が大きいみたい)ちょっとしたミスでも(ちょっとトップ、ちょっとダフリとか)シャフトにヒビが入ることが多いので、なかなかダウンブローに打つ事が出来ない。

まあ、それはこの遊びの宿命として諦めて淡々と回るしかないんだろうな。

もう一つ、今回のゴルフの失敗点。
コース選びで「カートの乗り入れ可」という事を、口コミ情報かなんかで見つけて今回のコース決定をしたのだが、これがコースでは「不可」となっていたので係りの人に聞いたところ、「それはメンバーだけなんです」とのこと。
これは現実的には「コース乗り入れはできない」という事...かなりがっかりすると同時に、このコースはカート道がコース端の高い場所(木々の間とか小高い斜面の上)が多く、ボールはフェアウェイにあるのに坂の上のカート道から降りて行って、打ったらまたカートまで登ってくるという繰り返しが非常に疲れた。
フェアウェイをそのまま歩いて行った方がずっと楽なのに、打ってからまた坂を登ってカートまで来るのはめちゃくちゃ疲れる。
インの方では膝が笑って力が入らなくなり、ふくらはぎはつりそうにプルプル震え、カートに乗り込む時には息が切れて貧血を起こしそうになった。
もし以前のような息切れが起こればプレー中止もあり得た...この日が結構涼しい風が吹いていて幸運だった。

流石に18ホール終わる頃には疲れてヘロヘロになり、心臓もバクバク言っていた...が、「18ホール回れて良かった!」の思いが一番あった。

もう少し、やれそうだ。
30度越えの日々が続くようになるまで、天気予報で最高気温が30度未満でいる間、名残のゴルフをもう少し楽しむつもり。

糸巻きボールもだいぶ少なくなって来た。
特にスモールボールは後1ダースあまり...ラージボールは4〜5ダース残っているので、次からはラージでやるかな。

気温が30度を超えるまで



5月の最終週は台風接近で中止にしてしまった。

予想もしなかった「体調復活」で普通に歩けるようになった5月...これが最後のチャンスかもしれないと、もう諦めかけていた旅ゴルフを続ける気持ちが大復活。
ただ、心不全状態とも言われた心臓の状態故、30度越えの暑さの中でのゴルフは流石に無謀と考えている。

しかし、「自分の人生は70までがやっとだろう」とずっと思っていた74歳...神様にプレゼントされたようなこの時間を、ましてや訳も分からないままに良くなった体調を、ただ意味もなく浪費するなんて勿体無い。
...それでも考えてみると、俺が必要とされる事なんて人類社会からは何にも無い。
ならば俺は俺の「遊び」を死ぬまで続けることに何の問題も無い、と都合良く結論づける。

てな理屈(言い分けともいう)で、自分の人生論に整合性をつけて、真面目な人生の残り時間を過ごす決意を固める(笑)。
で,,,やりますよ、出来る限りのゴルフを続ける人生双六。

最高気温が30度を超える日まで、毎週一回の旅ゴルフ(俺は車中泊前夜祭を必ずやるから全てのゴルフが「旅ゴルフ」!),,,6月は最終週まで週一ゴルフの予約完了。
ただ、何しろ稼ぎが減る一方で体調も明日が分からない我が身故、コース選びの基準はまず「安い」コース!
とりあえず距離の長いホームコースは外して、世間では「トリッキー」だとか「狭い」「短い」「コースまで遠い」、「プレーフィの安い(昼食付き1万円以下)」コースが候補。
そして「2バッグ割増」のあるコースも論外。
ただし、グリーンは「難しくて早い」、レイアウトは「変化がある」等にこだわりがあって、そこだけはクチコミ等で評判の良いコースを確認して選ぶ。

と言う訳で、選んだのは今週が「ヤバイディング」、来週が「セブンレイクス」、再来週が「ゴールデンレイクス」、その次が「小名浜オーシャン」。
いずれも短くて(ヒッコリーでも届く)、変化があって(ミスショットにはペナルティーがはっきりしている)、グリーンが難しく(ポテトチップの1グリーンが多い)し、プレーフィは1万円以下で,,,ただ東京からは遠い。
また、天気さえ良ければフェアウェイ乗り入れ可の所も多い。

ただし、天気が一日雨とか、気温が30度を超えるとか、体調が悪化した場合は申し訳ないがキャンセルさせて頂く。
また基本うちの奥さんとのツーサムだけど、同伴プレー希望の人がいればご一緒する場合もあり、逆に俺一人になった場合にはキャンセルして一人参加のオープンコンペに行くつもり。


いつが最後となるか分からないが、出来れば秋のシーズンにも旅を続けたい。

てな訳で、「遊べる」事がありがたい。

てな訳で、まだ俺の人生は続く...らしい(笑)



6月になったわけだが...



全米女子オープンで、日本女子が活躍したみたい。
笹生は全米女子オープン2勝目で、渋野は久しぶりのメジャー上位の復活で、上位10人の中に日本人選手が6人も入って...

そんなことをパソコンで見たり、スマホで見たり。
最近、そのスマホをiphonからシャープからシャープのbasioに変えたのだが、「シニア向け」ということなのに使い難いったらない。
単にiphonと違うからやり難いなら良いんだが、これでシニア(ようするにボケ老人)向けというなら、ちょっとピントがずれているだろう,,,iphonの方がずっと直感的に使える。

俺のiphonは5Sの時から旧型の「小ささ」が気に入って使っていた。
この大きさは、ズボンや上着のポケットに突っ込んでも邪魔にならず、まさに「携帯」らしい使いやすさで文句は無かった。
俺はゲームは全くやらないから大画面である必要は感じなかったし、バッテリーもよく持った...ところが今年になって以前なら一度フル充電すると3〜4日は楽に持ったバッテリーが急に1日でゼロにまでなるようになってしまい、携帯ショップで相談したところ「もう型が大分古いので、買い換えた方が良い」と言われた。
確かに十年以上前に5Sで買ってから一度SEにアップグレードしたが、それも通算8年も使っているのでバッテリーはとっくに寿命だし性能も古くなっているんだとか,,,しかし、今のiphonはとんでもなく高過ぎる。
電話とメール中心に「仕事に便利」というだけでiphonを使って来たが、もうそんなに忙しく使う事は無く、性能はその値段の何分の一かで買える日本製の「シニア向けスマホ」でも十分だし、値段もiphonより遥かに安いと聞いてこれに決めたもの。

しかし、使ってみて一番困っているのがその大きさ。
画面が大きいのは綺麗ではあるが、ゲームをやらない俺には「ポケットに入らない大きさ」が欠点過ぎる。
結局カバンなりバッグなりに入れておくしかなく、俺にとっては「携帯」という名の魅力を台無しにする存在。
...要するに「すごく邪魔だ!」という訳。

まあ、今ではそれほど電話することもメールを送ることも多くなく、主な使用目的は天気予報とか辞書がわりとかカメラがわり。
ようするに俺の今の使い方は、電子辞書とか超小型カメラとかミニテレビ等を「持ち歩いている」だけの話で、電話機能はただのおまけ(笑)。

ああ、もっと小さい「携帯」が欲しいなあ。

梅雨に入るか酷暑になるか...



雨もピーカンもどっちも嫌だが...5月が終わればそうなるのは間違いない。
幸い去年が6月から30度越えが続いたから今年は5月から30度越えだろうと言う予想は外れて、何とか5月らしい日も存在してた。

自分としては「もう無理だろう」と諦めて、オクで処分しようとしていたヒッコリークラブや糸巻きボールを再び使う事が出来るかも、と言う感触を得た5月だった。
動けなかった身体が、急なヘモグロビン値の改善で動けるようになり、何よりちょっと歩くだけで息切れした身体が5千歩歩いても息切れしなくなった。

毎週ずっと続いていた通院生活も、この2ヶ月は通院しなくて良くなった...当然毎週やっていた輸血もしなくて良くなり、現在は毎日薬を飲むだけ。
相変わらず血圧は高めだが、脈も安定していてそれで不都合は感じていない。

5月後半になってゴルフを2ラウンドした...暑くなる前に雨の季節が始まる前にと、ちょっと焦って始めたために1ラウンド目は「ゴルフが出来るのか?」との不安が強かったので「頑丈な現代クラブにツーピースボール」で、2ラウンド目は「壊れないヒッコリークラブ」でラウンド,,,結局俺のヒッコリーゴルフの楽しみは「百年ものの古いクラブで五十年ものの糸巻きスモールボールを打って遊ぶ」ことだと再確認。
今後はもうヒッコリークラブの使い惜しみをしないで、どっぷりと「自分の遊び」を徹底することを決心した。
その俺だけの遊びの3ラウンド目を、明日31日に予約していたが...台風の最接近で一日雨の予報。
で、これをキャンセルして、天気予報を確認してから6月6日にあの「ヤバイディング」を予約した。

クラブは、松村博士の作った1W・7W・ロングパター以外は全て百年もののヒッコリークラブ。
それに糸巻きのスモールボールを使って、楽しむつもり。

本当に全く期待していなかった、「俺の今年のゴルフ」....プレー出来ることが、本当に奇跡だと思っている。
いつが最後のゴルフになるか分からない今の状況。

どこかの神様、俺にこんな時間をくれて本当に感謝、デス。

脊椎管狭窄症での間欠性跛行の改善


一番酷い時には、百メートル歩くのに3回も4回も休まなければ歩き続けられなかった。
右の尻と右太腿の裏側・右ふくらはぎの痛みが我慢出来ないほど強くなる。
それを無理して歩き続けようとすると、右足の感覚がおかしくなり「歩く」という動きが出来なくなる。
その痛みは怪我をした時のような表面的な痛みではなく、尻や足の筋肉の深いところから来るむず痒さに引き攣るような痛みを足した感じの激痛...気持ち悪さや吐き気を伴った嫌な痛みだった。

この「痛くて歩けない」状況をなんとかしようとストレッチしたり、筋肉痛に効くと評判の塗り薬を塗ったり、湿布薬を傷む場所に貼ったり,,,が、どれも効果は無かった。

このままじゃ運動が全く出来ないので歩く事は勿論、動くことが億劫になり、筋力が落ちていく一方になる。
そこで、ロキソニンテープを尻・太腿・脹脛にそれぞれ2枚ずつ貼ったが...やはり効果無し。
そうしている間に動かすことが少なくなった右足のふくらはぎが、左足に比べてはっきり分かるくらいに細くなって来た。
...力が入らなくて右足一本で立つことも難しくなった頃に、ふと考えた...「脊椎の障害から出る症状だったら、その痛んでる背骨の所にロキソニンテープを貼ったらどうだろう?」
早速MRIで診断された時に見た脊椎の狭窄部分...その背骨の上の部分にロキソニンテープを1枚だけ貼ってみた。

驚いた,,,

それまでに症状の出ていた尻から右足の後ろの部分の痛みが、無くなっている!
「これなら運動出来る!」と、右足のかかと上げや両足のかかとを上げての屈伸を毎日繰り返す。
すると、歩いても(ヘモグロビン値が増えたためもあると思うが)、痛みが出ずに歩き続けられる様になった。
この後、散歩と早足歩きを心臓に負担がかからない程度で繰り返し、右足ふくらはぎが少しずつ太くなってくるのを確認してから、歩く事への不安が消えて行った。

俺の場合のみの特殊な効果だったのかも知れないけど、ロキソニンテープを貼る場所を変えただけで劇的な効果が出た事を、一応報告しておく。
間欠性跛行という苦しい症状が改善されてから、長く歩いても右下半身の痛みが出ることは無くなり、それが今回のゴルフ復活2ラウンド完走になった。

これは俺個人だけの「ヘモグロビン値改善」が重なった偶然かも知れないが、ロキソニンテープを背骨の上に貼った途端に歩行が楽になったのは事実。


同じような症状で悩んでいる人の参考になれば、と。