「ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み」大叩き男(イラストレーター渡辺隆司)ブログ
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>

10月の「つくつくぼうし」

 

 

1ヶ月間ずっと雨が降り続けて、10月1日の今日久しぶりに晴れた。

今日は少し暑くなると言うが、それでもTシャツ一枚より何か上着が欲しい季節。

 

...まだツクツクボウシの鳴き声が聞こえる。

近所の公園の木に姿が見えた。

夏の間あれほど大音声で鳴いていたアブラゼミやミンミンゼミの声は、この雨が始まった頃にはもう聞こえなくなっていたのに...

 

調べれば、ツクツクボウシは「寒蟬」とも言って10月頃に鳴く事も多いらしい。

普通のセミは3〜5年を地中で過ごすと言うけど、ツクツクボウシは1〜2年で地中から出て成虫で2週間から1ヶ月過ごすらしい。

それなら、と思うが...この長雨(それも豪雨の時が何回もあった)を越えて、この1ヶ月ぶりの晴れの日までどうやって生き延びて来たのか。

 

聞こえるのは1匹だけの恋の歌。

答えてくれるセミはいるんだろうか...

 

秋の訪れを知らせるもう一つのゼミの声「カナカナカナ..」のヒグラシの声は聞こえないので、より一層ツクツクボウシの鳴き声が寂しく聞こえる。

 

...たった1匹のこのセミの声、ようやくの秋の空に不思議に似合っている。

 

3ヶ月ぶりにクラブを振って

 

 

もうゴルフはできないのか、俺は?

 

なんて覚悟していた3ヶ月前。

...以来、整体リハビリを繰り返し、ゆっくりやるスクワットを繰り返して足の筋力を増強し...あとはただただ静かにして3ヶ月。

内水氾濫どころか越水の危険もあった大雨続きの8月9月...10月の「約束のゴルフ」までに復活したい自分には、乗り越えるべき壁がまだたくさん残っている9月末。

 

最近は、リハビリとトレーニングの成果があったのか酷い腰の痛みが薄らいでいる。

またやって再発するのが怖いけど、始めなくちゃ何もわからないとゴルフを再開してみる気になっている。

 

6月6日に前半最後のオープンコンペに参加して...そのまま左尻から太腿の強烈な疼痛で歩けなくなって整形外科に駆け込んで...それ以来1回もクラブを降らずにいた。

そして昨日、久しぶりに練習場に行ってみた。

 

...軽く振ってみると、スクエアスタンスではバックスイングの時もフォローの時も腰の捻りに違和感を感じる...このままちょっと強く振ると「あの痛みが来そう」と感じるので、やめ。

なるべく腰を捻らない、上半身と下半身の回転差を少なくして、でもある程度は飛ばせるスイングは?

 

で、強いクローズドスタンスと強いオープンスタンスで打ってみる...より捩れる感じ(つまり痛くなる感じ)が少ないのはクローズドスタンス。

強いオープンスタンスは、小さいトップに上げるために右に捩れる、インパクトからフォローは楽だけど(飛ばすつもりがなくても)つい飛ばそうとしてフォローからフィニッシュで上半身を回し過ぎてしまう...これが最後に「ギュッ」と腰が痛むような感じがする。

練習場でこうなんだから、景色が見えるコースでは多分思っていても「やっちまう」、と思う。

 

強いクローズドスタンスはバックスイングは楽で、肩は腰を痛めずとも自然に入る。

インパクトまでは力を入れても痛まない...が、勢いでフォローまで行ってしまうとひどく捩れる感覚がある。

...ならば「インパクトで終わり」のイメージで振ればどうか?

インパクトまで思い切り加速していってインパクト前に最大スピードにして、それで終わり...と。

正しいセオリーは「フォローで最大スピードにする」なんだけど、あえてインパクトで終わりにしてあとは体を拗らせない。

これで結構良い感じで当たるんだが....力が乗らずヘッドスピードは上がらず、バックスイングが不安定に上がりやすい。

 

ならば、ススクエアグリップじゃなく超フックグリップならどうだ?

 

これはちょうどハンマー打法のように小さなトップからフェースを返さずにインパクトでぶっ叩けば良いだけなんじゃ?

 

やってみたらこれの方が力を入れずにボールにちゃんとインパクト出来て体も痛まない!

まあ、コースでどうなるか分からないけど...これで行こう。

 

満足にできない状態でも、なんとかしたいとジタバタするのが面白い。

2026年、後半シーズン開幕だ(もちろんヒッコリーゴルフで)。

 

 

 

あとは...天気だなあ(笑)。

 

 

 

 

不公平な話       (消えたGDOに書いた記事)

 

 

オープンコンペで出会うゴルファー達は、ほとんどが少ない収入と時間をやりくりして好きなゴルフを続けようとする「愛すべきゴルファー達」...なんだけど。


時には場違いな人に出会う事もあるから、オープンコンペは面白い。

これはオープンコンペに参加するようになった初期の頃に出会った、「あるゴルファー」のお話。

朝、自分のバッグが積まれたカートの前に行って、同じカートにバッグを積まれた人と最初に挨拶するのは、その日のゴルフが面白くなるかどうかが決まる緊張の一瞬。


普通はお互いに帽子をとって挨拶し、「よろしく」となり、「最近はあまりゴルフをやってないもので」とか「久しぶりのゴルフなので」と言い訳を言い、「このコースは初めてなので」とか会話が続く。

...その男は30代そこそこか...まるで映画の登場人物のように、背が高くハンサムで、歯並びの良い真っ白な歯を見せて笑う好青年だった。
使っているクラブも最新のクラブで、ウェアもなんだかメーカー品のものだとわかる高級そうなもの。

他の二人は私と近い年齢のおじさん達だったが、この明るい若者はすぐに馴染んで会話も弾む楽しいラウンドとなった。
話題も豊富で、ゴルフの歴史などにも詳しく、ニクラスやパーマーの時代のゴルフの話も出てくる。


「いえ、私が見てたんじゃなくて、親父や祖父がゴルフをやっていたもので、聞かされていたんですよ」

昼食中などの会話でわかって来たのは、彼は代々続く医者の家系で、今は大きな病院勤務だけどやがては親の個人病院の後を継ぐ事になる...医師だという事。
ゴルフは子供の頃から親と一緒にやっていたんだけれど、自分にはあまり才能が無い...でもプレーするのは好きなので、夜勤明けなんかで急にやりたくなるとこうしてオープンコンペに飛び入りするんだと。

ゴルフの腕は...それほどスコアに執着しないプレー振りからして、ハンデは10前後か。
いいショットを打つけれど、なぜか運悪くへんなライに行く事が多く、「あちゃー、またこんなところだ」なんて頭を掻きながら笑う。

小さい頃から「当然」医者になるという環境で育ち、別に「それほど」特別な苦労も無くストレートで医大に入り、病院勤務の間に「こんなところで」と結婚して、将来は「予定通り」親の後を継ぐつもり...彼が言うには「普通に」そうやって生きて来たのだという。


「つまんない人生ですよ」
...趣味はゴルフと車(しか)ないんだそうで...おじさん達は何も言えずに苦笑いするだけ。

明るいプレーを続ける彼に対して、ラウンドが進むに連れて他の3人は言葉も少なくなり、淡々とプレーしていくようになった。


...何度目かの、酷くアンラッキーなライにボールが止まった時に、彼が独り言のように言った。
「こんなアンラッキーがあるから、ゴルフは面白いんですよねえ」



おじさん3人は顔を合わせて、ため息を吐きながら同じ言葉を呟いた。

 


「彼にはゴルフしかアンラッキーな事は無かったんだろうねえ...」

普通の老人にとっての米騒動

 

 

米の値段が下がり過ぎて、農業の危機だって?

ふん、ふざけるんじゃねえよ!

 

たった一年で、たとえば年金暮らしの人たち(国民年金しかもらえない多くの国民達)にとって、いきなり米の値段を倍以上に値上げして買えない値段にまで上げといて、今度は「値段が下がり過ぎてやっていけない」だと?

 

現役時代に金を貯めて準備をして、老後の時間になんの生活の不安も無いなんて老人達がどれだけ居ると思っているんだよ?

団塊世代はそもそも総人口が多いから、貯金があって投資をしていてを優雅な生活をしている人の数は多い...だけどそれはパーセンテージから言ったらほんの少数だ。

ちなみに俺の周りでは、ゴルフで出会う人達(たとえば前に書いた「週休二日のジジー達」みたいな)しかそんな人はいない...

普通に真面目に投資もしないで地道に働いて暮らして来た人たちは、少ない年金を柱にバイトを見つけたり少ない貯金を取り崩したり、子供に助けてもらったりしてなんと日々を過ごしている。

食べる事は美味しいお米を基本にして、少ないおかずでささやかに、だ。

幸いその世代は、お米で育って来たので「ご飯」が好きだ。

「白い飯さえあれば、一汁一菜でいい」なんて人も多い。

 

...少数の金持ちを除いて、ほとんどの人はそう言ったものなのだ。

ちょっと保守的で虚無的で若い者に遠慮して、農業の大変さもわかっているからこの値段で米が買えるのを農家に感謝して...長生きしていることを感謝して...そう言う人は声も小さいし、威張らないし、我慢強い。

少数の「優雅な金持ち+目立つジジー達」と同じに見ちゃいけない。

 

そんな人たちが主食としていた米の値段がいきなり3倍以上に上がった。

ただただ、驚いた...月3万円程度の国民年金の暮らしをしていた人は、もう米を買えない値段だ。

...農家に感謝していた老人達は、千円程度の値上げだったら我慢するつもりでいた...が、いきなり3倍の値段は酷過ぎた。

「主食の米」がそんなに上がるような天候不順があっただろうか?

酷い飢饉があっただろうか?

 

こんな昔だったら「米騒動」が起きるような暴挙に...でも、静かな老人達は我慢して、諦めた。

デモもせず、大騒ぎもせず、ただ「コメはもう買えない」と諦めた。

 

団塊の世代の大部分の人はそうなのだ。

ただ、黙って米を買わずにコメから離れた...応援したかった農家も農業政策も、自分には無縁となった食糧の話。

滅びるなら滅びればいい...農家は仲間や味方じゃなくなった...そう心の奥底から思った。

 

 

米の値段を釣り上げたのは仲卸達で、その連中はこれまでの何倍も儲けた...そい言うニュースがあった。

農家の儲けはそれほどじゃなかった、とも。

 

でも、金持ち以外の国民を裏切ったのだ,,,米を道具にして。

「なるべく米は買わない」「高い国産より安い外米でもしょうがない....買えないんだから」

そう思ってしまった。

 

変えられるだろうか?

そう思ってしまった、今までの「国産米をを美味しく食べて来た人たち」の心を。

 

「3000円に下がった」と農家は騒いでいる。

...もう誰も4000円台の米は買わないだろう...多くの国民は「もう高い米は買えない」のだから。

そういう人たちを内心から怒らせ、見限らせてしまったんだから、米は前みたいにはもう売れない。

感謝して米を食べて来た人たちを心底怒らせたのは...怖いことだ。

 

「高くしてボロ儲けした仲卸達はみんな潰れりゃいい」

 

金持ち以外の普通の国民は(特に年金暮らしの老人達)はみんなそう思っている...ついでにそれに乗ったJA

という組織の連中も。

東北のJAの連中が「米の値段を下げるな」と言う決起集会をやっていたが、これを(冷ややかに怒りを持って)見ていた多くの貧乏人の気持ちは分かって無いんだろうな。

 

「潰れる農家?JA?  潰れりゃいいじゃない。だって俺たちに買えない米は関係ないんだから」

 

そう多くの「米が好きな爺婆達」に思わせてしまったこの米騒動...罪は重い。

 

 

 

 

さて...涼しくなってゴルフができるのか?

 

 

 

 

 

前半最後のゴルフが終わった後、左尻から太ももに強烈な痛みが出て、歩くことも出来なくなった。

 

「これはダメだ」と流石に続行を諦めて、整形外科に行ってMRI検査を受けた。

やっぱり、強度の脊柱管狭窄症で、MRI画像では狭窄部分で神経が切れているように見えた。

「こりゃあゴルフはダメですよ」と診察。

 

なのでそれからずっと定期的にリハビリマッサージを受け、自分でもストレッチを続けて来た。

それはすぐに結果が出るものでは無いので、弱ってしまった左足の筋肉をつけるためにスクワットを欠かさず、教わった整体の動きを折に触れ...

 

結果はすぐには出ないけど...立っているだけですぐにたまらない痛みが出たのが、少しは続けて立っていられるようになったし、歩くのも痛みが出る間隔が少しずつ長くなっている。

 

ただ、ネットなどで見ると、脊椎間狭窄症の人にはゴルフのような「捻る」運動はダメだと出ている。

ゴルフの「腰を止めて上半身を捻る」なんて動きは絶対ダメなのはよく分かる。

ならばと考えると、いわゆる「アッチムイテホイ!」の動きなら捻る動きは少なく済むはず。

要するにゴルフスイングの「バックスイングでは右膝は前方に向けたまま上体を捻る」なんてのとか、「下半身と上半身とに回転量の差を作る」とか、「腰は正面に向けたまま状態を捻り上げる」なんてのも脊柱管狭窄相を悪化させるのはアホでも分かる。

 

ならば、上半身も下半身もできるだけ捻りの差を小さくして、バックスイングで右を向き、ダウンからフォローで腰と一緒に左を向いてしまう「アッチムイテホイ」回転打法なら、なんとか体を痛めずに出来るんじゃないか?

 

しかし、実際にボールを打つときにはこの動きじゃろくにボールに当たらないだろうから、ちょっとは回転差をつけなくちゃならない。

ある程度は膝は止めて、下半身を上半身より小さな動きにしなくちゃ多分ボールに当たらない。

 

そこで考える...痛いのは左の尻から太もも。

バックスイングではあまり左腰を捻る感覚じゃなくても肩は回る。

右膝は無理に止めないで回す感覚なら左足に負担は少ない?

 

ダウンからインパクトでは、腰を回し過ぎて左半身が突っ張ると腰から太ももに力がかかる...これは怖い。

おまけにそう言うスイングだとフォローからフニッシュで腰が反り捩れる...これはもう座り込んで歩けなくなる激痛が来ること必至。

 

では?

 

少しクローズに構えて、大きなバックスイングから「インパクトで終わり」のスイングならいいんじゃないか?

パンチショットとは少し違うけど、大きなフィニッシュどころか普通のフィニッシュでも脊柱管狭窄症症を悪化させるだろうから、イラストのようにハーフスイングのフォロー・フィニッシュのイメージで。

「飛ばしたい」の欲が出ると必ずフィニッシュは大きくなってしまうから、インパクトで終わりのイメージなら行けるかと思う。

フォローは背中を絶対に反らせず、身体ごと回して手だけを行かせる感じで。

 

実際にできるかどうかは別として(笑)。

雨が止んだら「今年が最後かもしれない」俺のゴルフシーズン、まずは練習場に1回行ってやってみるか。

1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>