「ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み・・・」大叩き男(イラストレーター渡辺隆司)のブログ -6ページ目

昨日は奥さんの誕生日



奥さんは一つ年下で、今日から半年は同い年。

偶然や特殊な事情が重なって24歳(奥さんは23歳の時ね)で結婚してから、もう50年になる。
...思えば随分長い時間が過ぎたものだ。

金無く才能無く、ついでにコネも人望も愛想もない俺が、こんなに長くフリーのイラストレーターなんていう浮草稼業を続けて来れたのは...ちゃんと考えると(ちょっと考えても、ダナw)、ただただ奥さんの頑張りに助けられた事が大きかったデス。
感謝感謝で頑張らないといけないのに、俺は生来の怠け者。
手の掛かる仕事から逃げて、楽な仕事で遊ぶことばかり考えて来た。
(だからお金も残らないし、名前も残らない。)

今考えると、長い間生活してこれたのは殆どの場合奥さんのおかげ...「あなたは私じゃなかったら絶対生きていられなかったわよ」なんて言われると、「はい、おっしゃる通りでございます」なんて...しっかり分かっていますから。
よく二人の娘を育てあげ、よく笑う家庭を作れたのは確かに奥さんの力デス。
その天然ボケの有り難みは、フリー稼業の不安定さを幾度となく救ってくれました。

ホントにアリガトね。

今面白く生きてあるのは、みんな奥様のおかげです。


非常に・しっかり・ものすごく、心から感謝しております。



世の中は「黄金週間中」なんだけど



時々涼しい日はあるけれど,,,
やっぱり今年は5月から「真夏」になりそうだ。
「風薫る五月」なんて言葉は、間も無く死語になるだろう。

ずいぶん前,,,娘たちがまだ小さかった頃には、小学校や幼稚園が休みだと言うので「ゴールデンウィークのお出かけ」ってやつを何度か試みたが、結局どんな場所に行っても道路の大渋滞と目的地の狂気の混雑に巻き込まれて、その後この10日あまりの期間は出かけることは無くなった。

しかし、この大騒ぎが終わった後に気持ちの良い風を感じる季節が、6月の雨の季節まで続く,,,なんてのが、俺の経験してきた記憶にある「日本の五月」だったんだけど。
こんな、ゴールデンウィーク中から「真夏日」が続くなんてのは、本当はあっちゃいけない話だ,,,これじゃ日本の一番気持ちの良い季節が無くなってしまうだろが!


,,,正直に言うと、「今体調がすごく良くなっている!」。
最新の血液検査では「ヘモグロビン値が14」になって、5000歩速足で歩いても息が切れなくなった!(ちょっと前の「ヘモグロビン値6」の頃は100メートルも歩き続けられず、30メートル歩くごとに息を整え右足をマッサージしていた。)
それに、体調の悪さとともに味が分からなくなってすっかり食欲が無くなっていたのが、今は味覚も戻って食事も酒も美味しい。
体重は前より10キロ痩せて今は84キロだが、膝や腰のためにはこのくらいがいい。
ただ心配なのは血圧が、160〜50くらいの高値安定している事,,,今飲んでいる薬9種類の内、半分近くが血圧降下剤だがなかなか効果が出ない。

先日の2回目の練習場でも、右肩に痛みがある以外に他の場所に痛みは出なかった(もちろん筋肉痛は沢山出たが)。

なので、このゴールデンウィーク明けの「晴れ」が二日以上続いた平日に「俺の復活ゴルフ」に行きたいと計画している。
コース選びの一番の条件は「カートのフェアウェイ乗り入れ可」コース。
それがうまく行ったら、次は崖の上から打つような「打ち下ろし」が沢山あるコースに行く予定,,,ここはうちの奥さんがドライバーで打って「当たれば」こんなに気持ちが良いコースは無いと評した某山岳コース(笑)。

その後、結果が良ければどこかのオープンコンペに参加したいと思っている。
問題は真夏日が連日続くのがいつになるか、だ,,,はたして、俺の「遊べる時間」はどれだけ残っている?。

今は普通なら「治ったぞ!」なんて喜ぶような状態なんだけど,,,ビダーザは「この病気を治すのではなく延命効果があるただ一つの薬である」だけと理解した上で、今のこの状態は何かからのプレゼントだと感謝する。

俺はヤオヨロズの神々を信じているが(アニミズムとも神道とも自分で自覚はしていない)、その何かが何処かにいる俺の神様のお陰と感謝して。

木曜日に2回目の練習場



木曜日に2回目の練習に行って来た。
暑くなるとの予報は出ていたが、本当に4月にもう夏日になって、うちの近辺は30度に迫ろうかという暑さ!
Tシャツ1枚になっても、すぐに汗ビッショリになる始末。
流石にこの暑さでは「本当にラウンドできるのか?」と心配になる。
5月の連休明けにラウンドしたいと思っているが、まさかの「連日30度越えの真夏日」が続いたりしたら,,,


練習の方は、「しっかりボールにコンタクトするにはどうしたらいいか?」というのがテーマ。
体を傷めるほどのスイングは絶対にしない。
飛距離は考えずに、インパクトを大事に、狙った幅へのショットが出来ればヘロヘロダマでも構わない。
ボールが次のショットを打てる場所にあれば、十分ゴルフは楽しめる。
(山上や谷間に打ち込んで、そのボールを打ちに行く時に体を傷めるのが最悪。)

一応、ウッド類や長いアイアンはクローズドスタンスの方が当たりやすい。
短いアイアン類はオープンスタンスで安定して振れる範囲でスイングすれば、方向性は安定する。

ただ、悲しいかな「逆ダマ」が結構出る。
ほとんどのボールをスライス系で打ちたいのに、左に行って左に行く自爆ダマが出るのは悲しい。
かと行って腰を強くターンさせてボールを押し込んで行くのは...腰や背中が怖い。

まあ、自分の結論は「距離を欲張らないこと」...「謙虚に謙虚に」が一番の薬なんだけど、コースに出たらこれが一番難しい(笑)。
自分の業みたいなもんだからな。

今現在、入院した時に比べると体調が凄く良いと感じている。
病気が治った訳じゃないから、一時的なものかもしれないが、昨日は夕食後に5200歩の早足散歩が出来た(喜)。

さて,,,そこに「夏の暑さ」が加わって来た。
どうなるのかなあ。

ひっさしぶりの練習場



「これならゴルフ出来るかも?」なんて思いが強くなるような、現在の復活状況。
 たった一度の人生、いつ終わるかわからないのにウダウダと無駄にするのは勿体無い。

脊椎の「狭さくしている」辺りにロキソニンテープを貼って、「無理するな」「力を入れすぎるな」お経のように唱えながら本当に久しぶりの練習。
どんなことになるやら分からないので、この日の道具はふた昔以上以前の460ccのチタンドライバーのSシャフトに、アイアンは軽量スチールシャフトのミズノプロ(4〜PWと、52度58度ウェッジ)。
それにカーボンSシャフトの3Wとスチールシャフトの4Wと7W。
(こいつらなら簡単に折れたりする事は無いだろう)

多分体が痛くならないように恐る恐る振ってみる姿は、他人が見れば「ジーさんがハエが止まるようなスピードでクラブを振っている」ようにしか見えないんだろうな、なんて思いながらの練習開始。
実際にボールを打ってみると、想像以上に体が硬くぎこちなく、その上腰から右足に痛みがあってスムーズなスイングが出来ない。

ウェッジやショートアイアンは、ヒッコリーでやっていたときのように「普通に」振ろうとすると滅茶苦茶にバラつく。
逆にウッドはヘッドスピードが足りずに飛距離が出ない。

で、いろいろやってみた。
ラウンドするにはまずティーショットをフェアウェイに打つ事。
飛距離は考えずに、ボロボロのジーさんが「2打目を打てる場所」に にまず打つことが一番大事...ひどい所に打ち込んだら体を痛めてラウンドを続けられなくなる可能性が高いから。
普通のスタンスでは上半身と下半身の捻転差を作る事が出来ないので、ボールは飛ばないだけじゃなく右にも左にも行く。
で、まず極端にオープンスタンス・肩や上半身はスクエアにしてスイング...益々肩が回らずボールが捕まらない。
じゃあ極端なローズスタンスは,,,肩は回しやすいが、飛ばそうとして力を入れるとチーピンになりやすい...が、ハンドファースト気味にインパクトして低いフィニッシュで収めれば、飛ばないけれどフェアウェイには届きそうだし曲がりも少ない。
..つまり2打目が打てる場所に打てそうだ。

アイアンは方個性が命...クローズドスタンスでは飛距離は出しやすいが、短い番手でも左へのミスが多くなる。
ではオープンスタンスでは,,,腰(というか脊柱ね)を痛めているので、大きな捻転差を作ろうと無理すれば腰を痛めてそれで終わりになりそう。
なので下半身オープン・上半身スクエアから、左腕が真っ直ぐで上げらるだけあげて(俺の場合は地面と平行になるのがやっと)、そこからボールを叩き潰すように打ち込む。
ボールはやや右足寄りにして、高いフィニッシュなんて考えずに低いフォローで終わりにする。
まあパンチショットみたいなもので飛距離は極端に落ちるが、方向性はある程度計算出来る。

そんな風にすると1打・2打までは計算出来るので、ひょっとしたら「ゴルフ」が出来るかも?
ただ、アプローチでこんな極端なスタンスは取りにくいから、それはコースに出てからの試行錯誤。
パットはその日の運任せだし、フェアウェイに「カート乗り入れ可」のコースなら、みんなに迷惑をかけずにプレー出来そうだ。

ゴールデンウィーク明けの天気が良い日にラウンドしたい...花粉が終わる頃、黄砂が少なくなること、そしてあの気違い染みた夏の暑さが来る前に。



今週もう一回練習場に行って、こんな打ち方を再確認して,,,天気予報を見てから5月7日過ぎに久し振りの(あるいは最後の)ラウンドをしたいと思っている。

桜が散って...昔、春だった季節がもう終わる



4月がまだ10日も残っているのに、もう全国で「夏日」が続いている。
去年は6月から10月までずっと30度越えの夏日が続いたが...この調子じゃ今年は5月から真夏が始まりそうだ。


俺は3月半ばに急にヘモグロビン値が6から12まで上がり、苦しい息切れ状態から解放されてエネルギーが溜まって来ている。
これは担当の田村先生でさえ「なんでだろう?」というくらい不思議な急な好転で、それまで4週間に1度7日間ビダーザを打ち、毎週輸血をしていたのに悪くなっていた状態から一気に反転したのだ。
(おかげでビダーザも輸血も休止することになった)
もちろんビダーザはこの病気を完治させる薬ではなく、ただ延命させる効果があるだけのはずだから「治った、治った!」と喜べるはずは無いんだが、苦しい貧血の「息切れ」がなくなった今の状態は、素直に嬉しい。
(これは俺のオカルトだが、1週間に一回輸血をしていた最近のどの回かに、俺の状態に適合した「スーパー血液」があって、それが俺の状態を急改善してくれたんじゃ無いか?なんて思っている。)

輸血というのは今まであまり好意的に感じていなかったが(でも、若い時には何度も献血していて、献血手帳もまだある)、今回自分が苦しい貧血状態になって輸血してみて、「今は輸血に助けられてるな」としみじみ思う。
そう言えば看護婦さんが「今は昔あげた献血のお返しを貰っているのよ」なんて言ってくれた...「情けは人の為ならず」なんて言葉が身に沁みる。


こうした治療を受けていると、俺は自分の暮らしが「OO日に診察」とか「XX日に検査・治療」というカレンダーの目印の日付に向かって、ただ「それまで無難に速く消化する」だけの暮らしになっていたように思う。
本当は一日一日が毎日違っていて、それぞれに残り少ない貴重な時間が溢れているのに、ただ先にある目印の日に向かって「無難に急いで時間を捨てて行く」ような生活になっていたのを俺は反省する。
まあ、何かしら「痛い」「苦しい」状態になっている時には、「その日まで我慢する」とか「その日までなんとか耐えて見せる」なんて思いが強くあるから、「1日を大事に使う」ではなく「1日を速く通り過ぎさせる」になってしまうのはしょうがない部分があるとは思うが...それはあまりにも「勿体無い」。


当たり前の話だが、来たるべき日は誰にとっても全部一期一会の初体験の日々。
「いつもと同じ」なんて時間は全く無い筈だ。

花粉と黄砂とゴールデンウィークが終わったら、俺は旅にゴルフに居酒屋にカラオケに...掛け替えのない「一期一会の日」を楽しむことに専念しよう。
下取り値が5万円と言われたオンボロキャンピングカーも、俺が新たな旅に行くのを待っている。
オンボロジジーとオンボロキャンピングカーのオンボロ旅を、これから気違い染みた夏の暑さが来る前にできるだけたくさんしようと思う。

何より、今のこの調子の良い身体の状態を「神様のプレゼント」と感謝して。
(なんの神様だかは知らないが...)