箏曲家大谷祥子のブログです
公式サイト http://www.shoko-otani.com/index.html
東京藝術大学卒。
京都大学文学部聴講生1年間
賢順記念全国コンクール1位
文化庁インターシップ研修生
文化庁芸術祭新人賞受賞
現在
祥韻会主宰
みやこ風韻邦楽アンサンブル 副団長
砂崎知子、吉村七重に師事
本願寺裏方
蓮如上人記念館館長
蓮如の道を歩む会会長
ジャポニスム振興会副会長
本願寺文化興隆財団参議
埼玉県鴻巣市観光大使
野村萬斎主演「六道輪廻」出演
名取裕子朗読音楽「源氏物語」出演
日本放送「宇崎竜童のジャポニスムマイスター」出演
クールジャパンフランス公演出演
2021/05/20
第1回全国じょんから三味線競技会石川大会が3月28日、金沢港クルーズターミナルで開かれました。
全国から集まったプロから小学生まで121人が9部門で腕前を競います。地元勢は高校生以下の部で口出(くちで)智太郎さん(14)=金沢市清泉中2年=、寿年(65歳以上)男性の部で酒井敏彦さん(69)=小松市=、一般女性の部で湊香寿美さん(30)=川北町=が優勝した。Aクラスを制した神山英徳さん(27)=埼玉県川口市=が初代日本一に輝いた。
北前船によって「じょんから」が津軽に運ばれたという一説にちなみ、海の玄関口が会場。北陸で初となるじょんから三味線の全国大会とあって、各地の大会で活躍してきた地元勢は感慨もひとしお。口出さんは「地元の大会の初回を優勝で飾れてうれしい。日本一を目指してさらに頑張りたい」と意欲を示し、酒井さんは「地元のプレッシャーもあったが、普段通りの演奏ができてよかった」とほっとした表情で話した。湊さんは「1年ぶりに出た大会で、まさかのうれしい結果となった」と喜んだ。
大会はジャポニスム振興会石川支部が主催した。開会式では大会名誉会長の大谷祥子ジャポニスム振興会副会長、大会委員長の一川明宏・明宏会主宰、審査委員長の福士豊勝・福士三絃会家元があいさつした。
このほかの各部門の上位入賞者は次の皆さん。
▽小学生 (1)篠原好輝(奈良)(2)天野佑久(愛知)(3)能戸悠成(内灘)▽高校生以下 (2)小野寺舞夢(宮城)(3)多田智大(滋賀)▽寿年女性 (1)加藤零子(愛知)(2)服部千代枝(岐阜)(3)大森静子(富山)▽寿年男性 (2)山岸嘉久(小松)(3)森口隆信(和歌山)▽壮年女性 (2)松田由紀(東京)(3)倉本由美子(白山)▽壮年男性 (1)鈴木哲弥(埼玉)(2)志賀金也(岐阜)(3)亀谷英明(大阪)▽一般女性 (2)飯田華那(大阪)(3)平野ことは(静岡)▽一般男性 (1)森下智彬(愛知)(2)中原正人(東京)(3)福島孝顕(山梨)▽Aクラス (2)白藤ひかり(東京)(3)菅野優斗(北海道)(4)中村滉己(愛知)(5)武田佳泉(東京)(6)神山卓也(埼玉)
中村暁さんへ
中村さんと東京で打ち合わせした翌日に、
京都で朝散歩中に倒れられて一度も意識戻ることなく、旅立たれてしまう。
最後京都の病院から関東のご自宅まで車で移動される前の病室に最後のお別れに行った。
病室から奥様と共に車に乗られるまで見送った。
家族や知人を見送るのは何度目だろう。
毎回手に負えない何かに逆らいたい気持ちになる。
次は私の番かもしれないと思いつつ、残された私達は、寂しく帰途に着く。
それはどんなに納得した大往生でも、どんなに天気の良い日でも寂しいことには変わりない。
友よ
目覚めておくれ
眠る時間は終わったよ
近いのに 遠いよ
飛んでいきたいよ
同志よ
30日は約束前に着いたよ
まぶしいテラス席で話した事業は
戻ってからも進んでいるよ
もう起きる時間だよ
友よ
友の代わりに起きているよ
明日は目覚めを信じて演奏するよ
眼をあけて家族にほほえんでおくれ
今夜はずっと曲を考えているよ
同志よ
まだ道半ばだよ
京都の桜に惑わされてはだめだよ
東京の1周年が過ぎ
今年は京都の5周年だよ
友よ
まだありがとうも
感謝してるも
伝えてなかった
目覚めておくれ
有働由美子さん
有働由美子さん
と私が似ていると言われた事が何回かある。
知人主催の15人程度の会食でご一緒して、
生の有働さんにお会いしたが
自分では似ているとは思えなかった。
何より私より相当お美しかった。
その有働さんの「ウドウロク」を、
先日娘の本を買った際に、
自分にはこの本を買った。
理由は簡単、彼女の人生の選択に興味をもったから。内容はイメージ通り、
正直で肩の力が抜けた人生で、
アラフィフの私にはピッタリで
あっという間に読み終わった。
プライベートの充実、
結婚への準備かと言われたマスコミ報道でしたが、
本当のところは後進に道をゆずる事が
大きな要因とのこと。
たまたま私も今の仕事で、
同じような感覚を感じている。
演奏の仕事が26年、
蓮如上人記念館の仕事が10年、
ジャポニスム振興会の仕事は前身である
蓮如の道を歩む会から合わせて8年近く。
そして娘が生まれ母となって8年。
対する有働さんは50歳を目前にして、
49歳で27年勤められたNHKを退社し
新しい船出をする。
私は京都で20人所帯となる
邦楽アンサンブル
「みやこ風韻邦楽アンサンブル」の
副団長としての活動も8年目に入った。
アンサンブルは個人プレーではない。
財団の仕事も、演奏も、家族の中の役割も
個人プレーより、組織での立ち回りが増えて、
良くも悪くも去勢された
猫のような感じを味わっている。
最近の文春砲や、えげつない報道合戦で
職や、家庭を失った有名人が巷をにぎわしているが、この世の中は泥に根を張って美しい花をさかせる
蓮の花のように決してきれいではない。
私の仕合せも泥の中の養分を吸って咲かせている。
そしてゆらゆら水中で揺れている
長い茎のようにはかなくおぼろげだ。
人が新しい出発をするのは
素晴らしいことだと思う。
留まった水は濁るものだから。
筍の季節
筍の季節になった。
毎年我が家の六条山で掘れる筍を
お世話になった方々に送り続けてもう5年くらいになる。
最初「蓮如の道を歩む会」でお世話になった人へが始まりだったが、
なんと今では100件近い送り先になり、
職員皆に掘ってもらうこととなっている。
挨拶文面が毎年変わらずなので、
今年こそ文面を変更しようと思うが、
いつもこの文章になってしまう。
「軽やかな新緑の候」
「人に生まれることは難しい、
正法を耳にするのも難しい。
御仏の世界に生まれるのも難しい」(ダンマパダ)と
お釈迦様が仰られている通り、
私は現世は筍でなく、人間に生まれさせていただきました。
そのおかげで自然の恵みを
ここ京都東山で堪能させて頂いております。
そして有難いことに今年も筍が勢いよく芽を出しております・・(略)
この文章のきっかけは曽野綾子さんである。
曽野さんとは毎年1回お会いして、
オペラに行ったり、三浦半島に泊めていただいたり、
三浦朱門さんのお別れに世田谷に伺ったり、、、
今年は7月にトスカを新国立劇場でご一緒して、
夕食も予定している。
7年ほど前に曽野さんとイタリア、ヴェニスに
二人で廻った際に、
懺悔の告解室が教会内に並ぶ様子を見て、告解横丁と名付けたり、
フジモリ大統領をかくまわれた時の、
警備にあたる警察官との冬のやり取り、
私の善悪の判断は、それをして神がお喜びになるか否かが
判断基準よ。と仰られたこととか、
いろいろ語録を頂戴した。またこまめに手紙を頂戴するのだが、
文章が実にウイットにとんでいて絶妙なのである。
その中に人に生まれることのくだりも、話の中で出てきて、
そこから40代過ぎてからの神学の勉強などの話になったのである。
私も、たまたま筍でなく、人間に生まれてこんな風に
新緑鮮やかな緑に囲まれている我が家に住める。
梅の除草剤すら撒かないこの六条山のきれいな筍を
いろんな方に味わってもらいたい。
そしてこの風薫る筍の季節に有働由美子NHKアナウンサーは退職し、新しい道を歩む選択をされたそうだ。(つづく)
友よ
友よ
目覚めておくれ
眠る時間は終わったよ
近いのに 遠いよ
飛んでいきたいよ
同志よ
30日は約束前に着いたよ
まぶしいテラス席で話した事業は
戻ってからも進んでいるよ
もう起きる時間だよ
友よ
友の代わりに起きているよ
明日は目覚めを信じて演奏するよ
眼をあけて家族にほほえんでおくれ
今夜はずっと曲を考えているよ
同志よ
まだ道半ばだよ
京都の桜に惑わされてはだめだよ
東京の1周年が過ぎ
今年は京都の5周年だよ
友よ
まだありがとうも
感謝してるも
伝えてなかった
目覚めておくれ




