ふわりと漂ういい香りに『ちょっと早いかな？』
でも、この香りは…と、思わず辺りを見回すと
沈丁花が咲いていました。
このところ、季節外れの暖かさから一転
真冬の寒さに逆戻り…
冬と春のせめぎ合いに、日々振り回されている
“ころん”のことなど気にも留めず、咲き始める花を見て
思わず『自然ってすごいなぁ』とつぶやいてしまいました。
春が待ち遠しいですね～
さて先日、実に４年ぶりに、大森俱楽部さん主催の
家庭教育講演会が開催されました。
会場は大田区立馬込中学校で
校長先生はじめ、PTA会長さん、役員さん方が
田島所長さんを温かく出迎えて下さり
おもてなしの心が細部に行き渡って
とても和やかな雰囲気の中、講演会が始まりました。
テーマは
「やる気スイッチを探そう！
～見方を変えると、すぐ見つかる！子育てのコツ」
保護者の皆さんに大人気のテーマです。
思春期まっただ中の中学生期のお子さんをお持ちの
お父さん、お母さん方と一緒に、前のめりで
お話を伺いました。
親も子も、まずは、自分の存在を認められた時に
やる気スイッチは始動するのだそうです。
それは勉強だけでなく、生活の中からも
「お手伝いしてくれて助かったわ」など
その子の存在そのものを認めることが大切なのですね。
そして、中学生期、反抗期の子どもは、否定されると
強く反抗するのです。頭から否定してしまったら
良い所が見えなくなってしまいます。
でも、ついつい子どもの反抗的な言動に腹が立って
きつい言葉で言い返したり、上手くいかないことも
ありますね。
そんな時、子どもの自尊感情をつぶさない為に
素敵な言葉を教えてもらいました。
それは、“さ行”を使うこと。
「さすが！」「しっかりしてるね！」「すごいね！」
「すてき！」「世界一！」「そうだね！」
ゲームでも何でもいいのですって！
その子なりに努力しているところを見つけて
誉めることが大事と伺って、これなら私もすぐに
楽しく出来そうだなぁと思いました。
田島所長さんのお話は、ご自身の体験の他にも
具体的な例や、お母さんの体験談など、とても
わかりやすく、あっという間に時間が経って
しまいました。
最後に
「私も時折、主人に対してきつい言い方をして
しまったり、失敗することがあります。
でも、失敗したら、次に良い触れ合い方をして
取り戻せば良いのです。お互い様に頑張りましょう」
と、子育奮闘中の保護者の皆さんに
温かいエールを贈って閉会となりました。
やはり、講演会っていいですね
皆さんと一緒にお勉強して、感動を分かち合うことが
こんなにも嬉しいことなのだとなぁと、
しみじみ感じ入りました。
家庭教育研究所３０周年 記念講演会が
楽しみです！！
公開の講演会ですので、皆さん是非ご参加下さいね！！
～お知らせ～
NPO法人大田家庭教育研究所
３０周年記念講演会
テーマ
「心と身体のリラクゼーション
～ストレス解消して、潜在力を引き出そう！～」
講師: 所長 田島身衣子先生
日時：６月２日（日）午前１０時より
会場：大田区民ホール・アプリコ（地下１階）