君はメディア 【DHL】
長々と更新しておりませんでしたが、
ひさしぶりにものすごくナイスな事例を発見。
DHLのOnlin Trackingの事例です。
ネットで荷物が今どこまで運ばれているかを追跡するサービスを、
配達のお兄さんを使ってリアルで表現。
一発でサービスわかるし注目しちゃうし、
でもメディア費タダなそのアイディアも秀逸ながら、
ゲリラなのに実現性が高いところがすばらしいです。
さらに、配達の人がうろうろするのはビジネス街だし、もちろん受け取るのはお客さんだから、
接触する人もしっかりターゲティングされているのですね。
日本でもバイク便のお兄さんとか使ってなんかできそうですね。
こういうアイディアは、「ビジネスマンターゲットで効率的にセグメントできるメディアない?」
てな感じの出発点じゃないんだろうなー。
もっと根本的にどうコミュニケーションをとるべきか、ってところから考えないと行き着かない気がする。
それにしても、この事例の教訓として
やっぱり自社で持ってるリソースをどうメディアにするかは大事だ、
というか持ってるものすべてがブランディングや広告につながると考えることが大事なんだなー
と思います。
ところで私的なお話ですが、
わたくし会社でお外の広告担当から営業に異動しまして、
やっぱりネタに対するアンテナが鈍くなってきました。
若干ブログのアイデンティティを見失いつつある現在です。
とはいえここでは広告の形に囚われないお外の広告を載せながら、
人と企業のコミュニケーションのこれからを考えつつ、
そんな思いを持った人たちとつながれるよう、
まだまだ頑張っていきたいところです。
みなさま気が向いたときにまた来てください。
アテンションメディアの究極の表現はティザーなのか。
一瞬しか見てもらえないアテンションメディアでありながら、
毎日の導線上にあるフリークエンシーメディア。
そんな屋外広告の特性をうまく利用した事例が↓。
渋谷の看板を使って、
gooのキャンペーサイトで各タレントがダイエットしていることを告知。
ダイエットのがんばり具合で、2週間ごとに各タレントの看板のカーテンが開いたり閉じたり。
今までは、偶発的に接触することで、同じメッセージを何回刷り込ませるか、
という意味で機能していたアテンションメディアたち。
でもそれは機能しなくなった現在。
ということで、アテンションメディアであるOOHやテレビCMには、
もはや完璧な情報はいらないんだろう。
不完全で心に残ったり、
つっこまれるようなシュールな表現だったり、
大事なことだけは言ってくれなかったりして、
情報リテラシーの高くなった人々のスキルを逆手に取る。
そういう意味で、
2週間ずつ微妙にタレントが隠れた状態で掲出され続けるこの企画はうまい。
AISASモデルで企画を立てるなら、
アテンションの究極の形はティザーだろう。
でも、今だからこそ機能しているティザー広告だけど、
いつか、街の広告がどんどんティザー的なものになっていったとしたら、
逆にティザーであること自体に価値がなくなるかもしれないですけどね。
にんじんとOOH
にんじん。
from:ads of the world
Gerorge Crown Farmar Market の事例。
6本の木をラッピングしたそうなのだけど、
特にこの目の前が関連の店舗、というわけでもなさそうです。
この手のアイディアは実施できればアテンションはすごいけど、
リーチは当然微妙。
制作費や、交渉にかかった人件費に見合う効果か見込めるかどうかが、
いつも難しい問題であります。
そこで、店舗誘導とか、リーセンシー的な目的で無い場合は、
そこで、写メで取られてメールで伝わります、とか、
ブロガーが増加してるんでブログに取り上げられます、
とかいうことが説得のための落としどころとなるのだけど、
でもやっぱり局所に過ぎないのが事実。
ということで、こういう表現は、観光地の撮影スポットなんかに、
ずーっと立ってる、「食い倒れ人形的」な存在になれればベストなのでは、
という気がします。
シュールな存在として、記念撮影の対象になれば良いと思う。
ところで、やっぱり以前紹介したマックのビルボード もそうだけど、
実際の葉っぱとか木とか使ったOOHは、
なんか妙に説得ある、というか、直感に訴えやすい気がする。

