お外の広告 -12ページ目

トレインチャンネルって本当にすごいんです。

近頃、デジタルサイネージ が次世代メディアとして注目されているけど、

日本で始めて成功したのが、トレインチャンネル(JRの車内モニター)といえる。

 ※ただし、本来期待されるデジタルサイネージの機能とはちょっと違う。

  それはまた今度。


トレインチャンネル

yahooより抜粋。

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【テレビCMから車内広告へ。交通・屋外広告が5年連続増と絶好調】

 テレビ・新聞などの広告費が落ち込む中、電車内の液晶モニターを使用した動画広告に人気が集中している。  

 テレビ視聴時間減少の中、電鉄各社は新たな収入源に期待を寄せている。

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※参照:渋谷で働くブラックバズのアメブロ

  「テレビCMから車内広告へ」

※もっと詳しい記事はこちら





現在、トレインチャンネルは、電車内広告の中で一番人気。

販売当初は、「音の出ないモニターなんか、誰が見んだよ!」という、

懐疑的な扱いをされていたらしいけど、今となってはあり得ない話。

スポット枠は1週間ごとで売っているのにも関わらず、ほとんど申込開始と同時に満枠。



山手線に出すだけでどれほど接触するか、

ということは実感ベースでだけでもよーく分かるけど、

以下計算してみたことがあるので、そのまま記載。



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山手線1週間の

  ・のべ利用者数⇒約22,290,000人

  ・平均乗車回数⇒4,4回

つまり、ユニークユーザー数⇒22,290,000/4.4 = 約 507万人


ちなみに、動画は17分で1ロール。

出稿すると、17分に1回CMが流れるということだ。


山手線利用者の平均乗車時間⇒約11.3分なので、

約66%の確立で、接触のチャンスがあることになる。

平均乗車回数は4,4回なので、平均して2回/週は接触している可能性がある。


(もちろん、電車に乗っている全ての人たちが、

乗車時間中見ているわけではないので、正確ではないけど・・・)

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他のメディアとは比べるようなことはここではしないけど、

これだけのリーチがあって、たった300万円(1週間・15秒)!!
しかも、中央線・京浜東北線もセットなので、実はリーチはもっとある。

そりゃあ確かに売れるわな、というメディアなのです。



広告関係じゃあない人たちにとっては何のこっちゃ、

というエントリーですが。


【Pizza Kingdom】 シズル感たっぷりなOOH

日本でも色んなサイトで紹介されているようですが。

久しぶりにかなり秀逸だったので掲載。



pizza

from:Ads of the world


このエレベーターの上が広告主の店舗なので、ロケーションOK。

チーズが伸びるシズルを表現する上で、エスカレーターを使用したのも絶妙。



あとは、食べ物を踏ませるとは何事か!というクレームが来なければOK。

不快に思う人もいるかもしれない、という事も忘れちゃあいけません。



(ちなみに、JRの改札前によくあるフロアステッカーは、

食べ物と、実写の人間のビジュアルは、上記理由でクレームが来るため絶対にNGなのです。)






【マクドナルド】 サラダのビルボード

海外もののOOHは、

とにかくビルボードの使い方がうまい。


mac_salad


説明不要の、マックのビルボード。

サラダでできてます。


これを見ただけで、何だかオーガニックな気分になるので、

リアルの力はすごいのです。



一方日本は、クリエイティブなビルボードの事例がいまいち出てこない。

色んな法令規制が大きな原因の一つだけど、他にもこんなことが原因だろう。


■写真のように、独立式で大型なビルボードが少ない

  ⇒ビルの屋上のものが多いので、大家が嫌がる。(落下等のリスク)


■基本的には、マス媒体としてやりたがる傾向。

  ⇒したがって、複数面セットのものが、基本的には売れる。

    そうすると、いちいち製作に作りこむ時間と予算がない。


■ビルボード自体、そんなに人気じゃあない。

  ⇒やっぱり、電車社会なので・・・そっちにながれちゃいます。

   そんなにお金は注げません・・・

    


こんな感じで、

対して面白くない、雑誌やTVの焼き直しの意匠が、街に埋め尽くされる。

高速道路沿いのネットワークビルボードは、今でも車メーカーで埋め尽くされているけど、

もう当たりまえの風景で、車種とかメーカーまで覚えてないでしょう?

むしろ、近くを格好良い車を通った方が、よっぽど見るし、記憶する。



とは言え、”ターゲットにスルーされた”というデータは、

広告主が、事後に行う「この広告見ましたか?」的なアンケートしかできない。

そのデータが業界に出回ることはありえないので、

そういったことを説得する数字とかデータとかが無いのが、お外の広告の弱みなのですが。