お外の広告 -11ページ目

【どこかの研究所】 コインで動く研究者のスタント

このブログでは初の、実演ものOOHの紹介。


MS_Laboratory

分かりますか?


このBOXには、本物の人間が入ってうなだれている。

ところが、通行者がBOXにコインを入れると、

研究者は動き出し、研究を始めるのです。


メッセージは、

「あなたからの寄付がないと、研究はストップします」


そう、研究への援助をどこかの研究所が出した広告なのです。

ものすごくアホらしいですが、

ものすごくメッセージが焼きつきます。




実演モノOOHは、果たしてメディアというより、

コンテンツとしての力が強い。

実際これも、容易にネットで広がることが想像できる。

リアルの出来事は、それだけ見る人をひきつける。


BUZZ(口コミ)のためのOOH。

OOHでのコンテンツが核となって、各メディアへ波及していく仕組み。


ネット登場の影で、OOHは初めて、

コミュニケーションプランの核として主役の座を得る機会を得ているのです。

 



ところで、今回の事例で本当にすばらしいと思うのは、

社会的関心を、つまりオールターゲットからの関心を引かなくてはならない、

というミッションのもと、このスタントという手法を使ったであろう点だ。


得てしてこの手のパブ狙いのアイディアは、

波及していくメディアが読めない以上、

そのメッセージは誰に届くのか、という設計をするのが難しい。

下手をすると、肝心の見込み客には全く知られず、

ただのカラ騒ぎに終わってしまう。 


逆に、ニュースとして広く波及するのだから、

社会的メッセージを流す際にはとても相性が良い。

そういう意味で、意義あるスタントである。



と、いうことで、

みなさん良い週末を。




【Dog toys】 あなたの犬にスマイルを、なOOH

動物モノはずるいよ、てなOOH。


dogtoys


クライアントは、DOG TOYS という犬のオモチャのネット販売会社。


犬のスタンダードなおもちゃ=テニスボール。

さらに「テニスボールをくわえてご主人のもとに届ける」犬の習性に目を付け、

ブランド名とメッセージ入りのテニスボールを市内の公園にばら撒いた、

というゲリラOOH。


本当に犬が拾って届けたかは怪しいけど、

"Keeps your dog smiling"

というメッセージが、一本!、てな感じなのでよしとします。



効果は分かりませんが(一応アクセス数が伸びたと書いてあるけど)、

ほとんど全く予算がかかっていないということが肝ですな。






マスとしてのデジタルサイネージと大ゴケの可能性

トレインチャンネル成功の鍵は2点。

 ①東京でのエリアマスにしっかリーチできること

 ②並びのビジョンに、必要情報(路線図や、遅延情報など)を流したこと

といえると思う。


①に関しては、全車両全扉上にあることで抜かりなく、

 ネットワーク化=マス、というデジタルサイネージのメリットを存分に生かした。

②に関しては、必要情報の隣におくことで「ついつい見てしまう」をデザインした。




さて、トレインチャンネル成功とは裏腹に、

ステーションチャンネルはうまくいっていない。

テスト販売スタートだから、①はしょうがないが、

②の設計が全然うまく出来てないからだ。


※ステーションチャンネルとは、こんな↓でっかいPSPみたいなの。

ステーションチャンネル



乗降客数の高い新宿駅・渋谷駅の待ち合わせの場所や、

比較的立ち止まって見そうな場所に設置されているが、

広告主はまったく付かず、トレインチャンネルと抱き合わせで

無理やり買わされることもしばしば。

(トレチャンの枠が余ると、たちまちこれとセットで販売となる)



駅構内で無音の小型ビジョンは無理があったと思う。

トレインチャンネルと比べても、

 ・場所が限定的なのでたいしてリーチが取れない。

 ・視認性が悪い

という圧倒的な質の差がある。




米ウォルマートTVの成功で、ビジネス的にも注目度が高いデジタルサイネージだけど、

本当に見てもらう設計をきちんとやらないと、

広告費目当てで流通業者が設置しても、大ゴケする可能性は十分ある。

あのマックビジョン ですらうまくいかなかった歴史もある。



ネットワーク総数を見るとマスだとか、

ターゲットがセグメントされているとか、

一見広告パッケージとして売りやすそうでも、

どうやって見てもらうか、それは不快にならないか、

という設計をちゃんと考えないとまずい。



でも、広告代理店の立場でも、

セールスシートをベースにプランをつくっていると、

セグメントエリアやターゲット見て、視聴可能な人数を見て、

肝心の、「本当に見られてるの?」を考えないこと。

たまーにあるので、怖いです。