壇鏡の滝を訪れた翌日、フェリーで中ノ島に渡り天川の水を訪れました。
中ノ島を半周し、天川の水に設けられた小さな駐車場に車を停めます。
ちぎれちぎれに浮かぶ雲の間から太陽が顔を出し、池には木々が落とすクッキリとした影ができていました。このままではいい写真になりません。空を仰ぎ見ると、もう五六分も待てば大きな雲の塊が太陽を隠しそうです。私は三脚を立て24mmをセットし雲の流れるのを待ちます。
田んぼを雲の影がはしり、サーッと予期せぬ雨が降ってきました。
ほんの二三分で道路を濡らした雨はまた突然にやみ、そのあと私は日陰に包まれた池に向かって何度かシャッターを切りました。
昭和の名水百選 96/100
奈良天平の頃、僧行基が訪れた際木陰の洞窟から湧水に霊気を感じ、ここに建物を建てて聖観世音菩薩をまつり清水寺と号し、この水を天川(天恵の水)と名付けたという。清水寺境内の聖域としての環境を大切に保存している。














