族達の抗争中に伸郎おじさんお気楽に自転車で登場!
これだけの族達がいても動じないお方。
八王子、日野、立川の三つ巴の抗争は、過去のバージョンでは
やらなかったアクションとなぜか流れでダンスシーンを入れました。
あの曲を聴いてたら、こういう流れが浮かんでしまったのです!
財前くんは稽古終盤に誕生したキャラで、演じた及川くんは日に日に
往診キャラを作ってくれて、隙があるとオペポーズをとります。
アクションは及川くんや石川くんを中心に、ダンスは璃沙が振り付けてくれました!
楽日には客席から拍手がきたのは嬉しかったな!
その石川くんはタフネス大地役を好演し、今回もアクロバティックな技を
たくさん披露!やられっぷりがハンパねーという設定を、体を張って演じてくれました!
大地というキャラは礼儀を重んじる男気のある硬派な奴で、それを新境地の演技で演じてくれた石川くんは刑事物語が大好きな男です!
もう一つの三つ巴の戦いといえば
つぐないの女達です。
有原さん、斉藤さん、下田屋さん、三人ともグワィ初参加の女優さんです。
斉藤さんと下田屋さんは吹替えの現場でご一緒していたお仕事仲間で、有原さんは熊木が客演していた舞台に出演されてて、
それぞれこの三人のキャラクターにイメージがぴったりはまり、オファーさせていただきました!
下田屋さんのフラダンスはご本人がやられている特技でもあったので、
本編でも披露してもらいました。脱ぎっぷりに拍手です!
斉藤さんは長年グワィを好きで観て下さっていて、今回ご出演が叶いました。さすがの表現力と存在感でした!
有花さんはまだお若いのに思いきりが良くいろんな芝居に挑戦してきます!岡山弁も熱心に練習してました!
このお三方が、この修羅場をおかしく、時にせつなく、そしてぶちぎれて演じて下さいました!
過去のバージョンの中でも屈指の戦いです!!
その戦いにも割り込んでくるのが、
しのぶさ~ん!!!
青年秀生が度々相談する女性問題に対して、アドバイスをしてくれる頼れるお姉様。
でも商売は忘れない出来てるお姉様。
演じてくれたのは松浦さん。
このしのぶ役は何人か候補の方がいたのですが、最終的に松浦さんに決めました。決め手は昭和っぽかったから!
松浦さんもグワィ初参加ですが、吹替えの現場でよくご一緒してる方で、現場で会う度に「いろいろとしのぶさんぽいなぁ~」と勝手に思ってました(笑)
絶対舞台映えすると思いオファーして正解!物怖じせず昭和の風俗嬢を熱演してくれました!
秀生とマルに思い出の音色を残してくれるトミーさん。
演じていただいた杏里くんも声の現場でご一緒するお仲間。数々のキャラクターを演じているお方です!
過去作は実際のミュージシャンの方にこの役を演じてもらってきたのですが、今回は歌も演奏もお芝居も出来る杏里くんにオファー。
トミーという人物がより膨らんでキャラを際立たせることが出来ました。
楽屋ではジャッキー・チェン談義で一緒に盛り上がれるお人です!!
げんまんの浩二は初演版からの復活です!!宮本くんが演じてくれました。
いつもの宮本君のパワフルなキャラとは違い、今回はアホでちょっと舌足らずで、何より人のいいヤツを演じてもらいました。
新キャラ開眼でしたね!
実はこの浩二は小学校の時に仲良かった同級生がモデルです。そいつも体が大きく、
中学になるとツッパリくんになっちゃったけどいいヤツでした。
今は家業を継いで材木屋さんの社長です!
今回観に来てくれて「あれほとんどオレじゃん」と喜んでくれました。
三団体コラボ版から加わったエピソードが浅田屋さんである。
この浅田屋さんも実在する駄菓子屋さんで、私が子供の頃毎日のように買いに行っていたお店だった。
今は店舗を閉め、飲料水の自販機だけが置かれている。
コラボ版よりエピソードは変更したが、少年秀生の思い出には欠かせない大事なお店である。
ここでADさんが誰なのか?そしてADと呼ばれている意味がわかる。
ウソマコトと一緒に沢山の思い出達に混ざりながら、失っていた記憶の町に導いてくれた。
この浅田屋さんを思い出すことにより、その先へ中年秀生は行くことになる。
このシーンで落ち着いた浅田屋の主人を演じてくれた及川くん。実はショッカーの戦闘員も演じてくれている。やくざも、財前くんも、青年秀生にガンつけられる教室の生徒も、沢山演じてくれました!
ちなみに店頭に置かれていた沢山の駄菓子は打ち上げでみんなでいただきました!
つづく。