2024年4月10日 宿泊 加久藤旅館
カーナビを頼りに旅館の前になんとかたどり着いたら下記の看板。
停めようと思ったけど、バス停と思って先に進んでしまった。
後で聞いて判ったのは、旅館組合で宿の前にこれを設置する事にしたとの事。
近くで見ると、此処はバス停留所ではありませんと書いてあった。
なんか紛らわしいけどね。
部屋から見る風景。
この辺りをグーグルマップで見ると、周りは田んぼと畑の農村地帯にポツンと
建っている旅館だという事が判る。
1階の浴室へ向かう廊下から鯉やチョウザメを見る事が出来る。
50年も生きるものなんですね~。
私は2階の真ん中の部屋を案内された。
客室は5部屋みたいなので、1階に2部屋あるんでしょうね。
ブロ友さんは、階段下の部屋に泊まるもんじゃないと言っております。
この日は、もう一人、オートバイで旅している青年が泊まっていた。
トイレは廊下に有って共同です。
部屋は旅館というより民宿の部屋ですかね。
冷蔵庫はありませんが、小さなクーラーボックスを持っていたので困る事は無かった。
ただ、入口にはカーテンが欲しかったけどね。
寝る時に真っ暗にならないから。
まあ、寝るだけなので問題はなし。
静かだったのでぐっすり熟睡しました。
夕食時間は午後6時半にお願いした。
1泊夕食付で7700円(税込) 入湯税150円別途・
多くの旅館は夕食だけのプランが無い。
二食か朝食のみか素泊まりのプランがほとんど。
私は早朝に出発してしまうので朝食は食べる事が出来ない。
なのでこのプランはとても助かる。
食事は1階の部屋。
何家族かが一緒に食べる大部屋よりも落ち着く。
のんびり
ゆったり
のほほん
としよう
時にはね
左の小鉢の中身は何だったか、全く思い出せない。
隣はかぼちゃで、その隣はひじき。
此処の名物の鯉の洗い。
鮮度が良いせいかコリコリした硬い触感。
何度か鯉の洗いは食べた事が有るけど、ここまでコリコリは初めて。
目をつぶってたら、何を食べているかは全く判らないと思う。
臭みは無いし臭いもない。からし味噌をつけて食べたけど、
まあ、うま味も余り感じなかった。
茶碗蒸し
このマスの塩焼きは実に美味しかった。
マスと言ってもニジマスは食べた事が有るが、何マスかなあ?。
聞くのを忘れた。
ニジマスの様に味に癖がなく、実にあっさりとしてたんぱくな味。
塩の振り方も、とても合っていて、もう一度これだけを食べに行きたい
と思う位。
この鯉の唐揚げも美味しかったなあ。
盛付も美しかったけど、餡の味がとても良かった。
酢の味が薄めなので、食べやすかった。
これも、もう一度食べに行きたい。
味噌汁のお椀が大きいのにはビックリ。
味も良かったし、量が多いのも嬉しかったなあ。
高級食材を使っている訳でもなく、豪華に品数を一杯で並べている訳でもない、
素朴な、田舎の郷土料理の様な食事でしたが、満足度は高かったです。