比良招福温泉ホリデーアフタヌーン | 温泉マンもっちいの湯と山と美味しい話

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山奥の秘湯、マニアックな温泉が大好きな温泉マンもっちいと申します。登山と温泉、ご当地グルメ、珍スポットを愛する旅のブログです。関西を中心に日本各地の魅力的な山と温泉を巡ります。日本じゅうの歩いて行く秘湯を入り尽くすのが目標です。

  コロナ対策のため、完璧に近いソーシャルディスタンスを求めて選んだ温泉は、滋賀県の比良招福温泉のホリデーアフタヌーン。



   比良は地名ですが、『招福』というのが良いネーミングですね。福を招くために、長女と出かけました。

   いつも通り、平日なので、道はがら空きです。 ホリデーアフタヌーンは貸し切り風呂が1つだけで、予約制なので、事前予約した時間に合わせて行動します。

  雨が降ったり止んだりを繰り返す梅雨らしい空模様ですが、初めての温泉にワクワクします。 予約時間より早く到着したので、駐車場で待機。ドッグランがあり、犬連れのグループが楽しそうに会話をしています。


   もっちー『オープンカフェみたいやな。おしゃれ過ぎ。温泉あるんやろかっちゅう雰囲気やな。』 
  長女『焼きたてパンが似合うなあ、買って帰ろ。』  
  もっちー『国産小麦、天然酵母!こんなん好きやわあ。』


  ここは、焼きたてパンをはじめ、様々なカフェメニューがあり、宿泊もできるらしいです。 館内も素敵な空間です。 雨のせいなのか、パンの種類はそれほど多くはありませんが、温泉の後だと売り切れている恐れがあるので、先に購入します。




   パンの代金と入浴料を支払います。 1時間の貸し切り風呂が2100円。消費税と2人分の入湯税込み2410円。1人増えるごとにプラス50円らしいです。4人ならお得? 鹿児島県あたりの貸し切り風呂とは比べられませんが、滋賀県で、このクオリティ、このお値段はお得だと思います。 

  浴室の扉を開くと細長い脱衣所があります。今日は交代制で入るので、まずは長女から入浴し、私は脱衣所で待機。



   もっちー『どうや?気持ちええか?』
   長女『なんか、エロい!』  
  もっちー『どんなお湯?』
   長女『ツルツルーー!』
   もっちー『IKKOさんか!』

   要するに、気持ち良いらしいです。
  案内を読みます。

  幸福の泉!とても楽しみです。
 30分交代でいよいよ私の番。

  




 浴室に入ると森林の香り!ここは山奥?いえいえ、びわ湖沿い。でも、森林の香りがします。 

  清潔感のある洗い場が2つ。

   お湯はかなりうっすらとした濁り湯。森林と思ったけど、鉄の匂いもします。  

  どこから注いでいるのか、すぐにわからなかったですが、窓の近くの浴槽内にあるパイプから加温した源泉が注がれています。  
  


  源泉は38度らしく、それを40度くらいに加温していますが、加水はなく、塩素もなく、もちろん、吸い込み口はどこにもなく、循環はしていません!

  投入量は少なめなので、浴槽の切れ目から流れる量も少なくて、豪快さはありませんが、源泉かけ流しです。わざと豪快っぽく流して撮影してみます。



  素晴らしい温泉です。

   泉質はナトリウム炭酸水素塩泉。

  ツルツル感があります。

  そして、ぬるめ適温くらいなのにめちゃくちゃ温もります。

   内湯で密室だからかもしれないですが、よく温まるので、汗が吹き出します。  

  浴槽の縁に腰掛けたり、浴槽の縁に頭を乗せて、反対側の縁に足を乗せて、寝ころび湯みたいにしたり、貸し切り風呂ならではの気兼ねのない時間を楽しみます。

   今回、半分ずつの時間で入浴しましたが、それでもたっぷり満喫できました。

   湯上がりは、外のカフェ空間で、おやつに、購入したパンを食べながら、のんびりします。 


  紫陽花を眺めながら、涼しい風に吹かれて、とても気持ち良かったです。こういう素敵な空間に、温泉まであるとはとても嬉しいです。

   ソーシャルディスタンスが完璧な貸し切り風呂で、源泉かけ流し温泉を楽しめるホリデーアフタヌーンが大好きになりました。  

  自宅から近いので、また行こうと思います。