つれあいの帽子 | 山下由美子の山森(やまもり)ばなし

山下由美子の山森(やまもり)ばなし

生成りの糸を自然材料などで染めて、編み物作品を仕立てるのが大好きな筆者の日常です。
季節になると森に入り、山菜やキノコの料理人になります。

ミシン作業が続きます。時間は花粉症のおかげでタップリあります。

フクシマが気に入って使っていた帽子がボロボロになったので同じものを作りました。


白いステッチが目立って、かつミシン目が下手くそです。ポリエステルの糸は染まらないのです。

昨日、まず生成り布で同じ帽子作りがスタートしました。実際の帽子で型紙をおこし、同じサイズにしました。内側の汗取り(?)もつけました。

低速のミシン作業です。
何度か被ってもらってサイズを確認しましたが、やっぱり大き目になってしまいました。なくなく、一部ほどいて1㌢縮めました。


これが気に入って長年愛用していた帽子。

染の段階になってやっと、自分の得意ステージになりました。ヤシャブシの鉄媒染で濃いめにそめました。

せっかく染液を作ったので、スカーフや毛糸も染めました。絹はよく染まります。毛糸はフェルト化を恐れて熱を上げなかったので薄めです。
フクシマは気に入ってくれました。

これでしばらく、ミシン作業はいいかなと思っています。