新潟応援割 | 山下由美子の山森(やまもり)ばなし

山下由美子の山森(やまもり)ばなし

生成りの糸を自然材料などで染めて、編み物作品を仕立てるのが大好きな筆者の日常です。
季節になると森に入り、山菜やキノコの料理人になります。

新潟は桜のピークでした。

今年も5月半ばに山菜ツァーを予定してますが、その前に一泊してきました。応援割のおかげで、素泊まりの値段で食事付きのプランを楽しむことができました。

宿から見える棚田と眺望です。


運が良ければ、雲海が見られるそうですが、この時期は難しいようです。
残念ながら、温泉は沸かしでかけ流しではないです。近くの松之山温泉の半分くらいの濃さでした。比較すると厳しいですね。(宿につく前に松之山温泉ナステビュウに入湯したので)
眺望の良さで食事の残念さは良しとしました。(これと言って記憶に残る品がありません。小鉢の数合わせ料理でした。)

宿では山菜が100円で販売していました。
コゴミはアーモンド和え、フキノトウは天ぷらとふき味噌にするつもりです。

上越の魚勢です。今年はホタルイカが豊漁とニュースでいってました。
魚勢の活気の中で、ホタルイカやドロエビを選んで帰路につきました。

本日はホタルイカの沖漬けを作りました。
目と軟骨を抜くのが大変でした。

70尾を処理したころにはエプロンが墨で汚れていました。目を取る時ぴゅっと飛ぶのです。洗っても落ちません。

無事に沖漬けができ、まず、冷凍してアニサキスを回避します。このまま冷凍庫へ。

ふき味噌もできました。上等の味噌を使ったので上品なふき味噌ができました。

六日町の「魚沼の里」で手に入れた「スガハラグラス」の酒器です。今回の旅で一番喜んだ瞬間でした。「こんな酒器が欲しかった!」と。

さっそく、帰ってから使いました。
最高の日常を作ってくれる職人作の酒器です。私はスガハラグラスのロックグラスのコレクターだったのですが、日本酒好きになったので、このタイプをさがしていたのです。

山菜ツァーのフライングで、桜一杯の新潟の里山を堪能してきました。