邪道も文明の一部、紙一重で・・・ | タイトハンマーブログ

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今日は朝から台風一過の晴天で清々しい一日でした。

残暑というほどきつくもなく、過ごしやすくなってきました。

昨日のブログに書いた雨漏り物件のお客さんからも電話はないので、もう心配はなさそうです。

日本の在来の和瓦葺きの屋根は、雨漏りしていてもなかなか分かりづらい面があります。

構造と仕組みによって雨水の侵入を防ぐというものなので、瓦自体が割れているとか、大きくずれているなど、はっきり判別できる状況でもなければ、少し見たぐらいではなかなか分かりません。

今回のようにはっきりと原因が分かるようなケースはラッキーです。

和瓦屋根は日本古来からの伝統工法ですので、シリコンやウレタン、アスファルトなどの近代的な建材、化学建材などがなかった時代から続くものです。

だから、本来邪道かなとも思ったりしますが、どうしても原因がはっきりとわからない場合は、原因となりそうな場所を、雨漏りを止めるために仕方なく邪道な方法をとらざるを得ない場合もあります。

例えば、瓦の重なり部の隙間にシリコンを充填し入り口を塞いで、出口は確保という形で。

これでまずは止まります。

邪道も文明の一部、紙一重で可否という感じ。