お盆休み前にお客さんのSさんから電話があり、息子さんの家の一階ガレージの天井から水が漏れているとの事でした。
「今回は雨漏りじゃなさそうやな」などと思いながら見に行きました。
一階はガレージで水漏れをおこしているあたりの2階はキッチンでした。
去年、排水パイプの詰まりは洗浄したとの事でした。
Sさんは、天井をめくってみてほしいとの事でしたが、とりあえずそれは最後の手段という事で、とりあえず、まずはキッチン本体の給排水からチェックというのがセオリーでしょう。
キッチン内部の底のキャップをはずし調べてみると、やはりフローリング面を触ったらびっしょりと濡れていました。
給水だとこの程度では済まないので、排水だろう・・・。
しかしおかしいな・・??
シンクに水を流しっぱなしにしているのに、異常はなし・・・??
詰まっていたらオーバーフローなり何らかの反応があるはず・・・・。
しばらく考え込みながら、もう一度パイプを触ろうと手がフレキホースにあたった瞬間”ズボッ”と抜けてしまいました。
どうも原因はこれのようです。
ちょっと多めにシンクに水を流したときに、このシンクのトラップに接続されている、このホースの根元の接着剤がきれて断裂した部分から、じわじわ漏れていたようです。
フローリングの表面のフヤケた様子からすると、かなり前からじわじわ漏れていたようです。
しかし、これだけが原因だと決めつけるのは良くないので、とりあえず応急処置をして、様子を見てもらって、お盆あけにもう一度確認して大丈夫だったら、新しいフレキホースに交換しますと言う事で引き上げました。
で、昨日行ってきましたが、キッチン下の床は乾いていましたし、どうやら原因はこれひとつだったようです。
大事に至らなくて良かったです。
何か異変に気付いたら、小さい事だからと放っておかずに原因究明をする事が肝要です。