去年から、負けなしで連続セーブポイントをあげています。
そう、今年も雨漏りストッパーの登板機会がやってきました。
年が明けて一発目のご依頼です。
15年ほど前に、玄関の天井に雨漏りしていると言うことで、2回ほど修理を業者にやってもらったらしいのですが、まだ止まっていないということで、頭を抱えておられました。
今回もある業者さんに依頼したらしく、調査に来たのですが、天井に点検口を設けて、まず調査をしないと分からないと言うことで、「そこから費用がかかるけどよろしいですか?」
という状態で一時保留している状態で、私に相談がきました。
それで、とりあえず見に行ってきました。
雨漏りの改修は、まず危険性の高い場所から消去法で原因らしきものをつぶしていくのですが、こちらの場合、消去法もなにも、どう見てもある一ヶ所しか考えられません。
なので、屋根に上がって、その場所に水を撒いたのですが、一分半ほどで天井がポタポタと音がしだしたようで、お客さんが
「漏れてる漏れてるそこですーー」・・・・と。
やっぱりか・・・と言うことで、上の写真なのですが、職人泣かせの納まりです。
下屋の上にケラバがぶつかっていて、止め瓦を漆喰で塗りたくって、苦心の跡が見られます。
しかし、所詮漆喰は漆喰、いくら念入りに塗りこんでも、防水の機能までは求められません。
漏れて当然ですが、さあ、どうやって止めようか・・・・・。