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妻と1歳の息子、3人家族で過ごすための
マイホームを計画中

< 登場人物一覧 >
2021.08 マイホーム検討開始
2021.11 土地売買契約
2022.03 土地引渡し
2022.07 建築請負契約
2022.09 着工
2022.11 上棟
2023.03 引き渡し
以前「フェイクグリーンが欲しいからIKEA行きたい」って書いたんですけどね。
行ってきました
重い腰を上げてね
ちなみにぼく1人で行ってきました
ちょっと所用があり、車でIKEA方面に向かう予定があったので。ついでに寄った感じです。
思ってたより偽物感はありますが、まぁ安いですし遠目で見る分には問題ないですね
ちなみに脇にいるシーサーみたいなのは妻の台湾土産。象は妻が1人暮らし時代から持ってた100均の置物。両方とも、旧居時代から我が家にいます。
それでは本題。
先日、我が家の書斎兼シアタールームの防音効果について記事にしました
この記事でも触れましたが・・・
我が家のシアタールームは、防音を始めとするすべての仕様ををぼくが自分で考えて、その通りに施工してもらいました
理由は、それが最も低コストな方法だったから
あと、我が家の住宅会社・ツリーハウジングは防音施工の実績がほぼ無いからです。おまかせして、必要な性能を満たせなかった場合に、揉めるのが嫌でした。
自分で勉強&設計して、それで失敗するなら、納得もできます
結果として、我が家にとって必要最低限の防音性能は担保できたので、満足してます
どのくらい防音効果があるかは、上記の記事を参考にしてください
そんな我が家のシアタールーム。
いったい何をして、いくらかかったのか!
ということを、何回かに分けてご紹介したいと思います
そうです、みんな大好きお金の話笑
初回となる今日は、シアタールームでは必須となる
設備系
ついてまとめていきます
目標設定:プロジェクター & Dolby Atmos
何かをするにあたっては、目標が明確な方がうまくいきます。なのでその辺をまずはご紹介。
ぼくの書斎兼シアタールームの主目的はもちろん、映画鑑賞です。
映画をより良い環境で観るためには、それなりの設備が必要
大きく分けると、映像機器と音響機器の2つを用意しなければいけません。
映像は4Kプロジェクターで投影する
映像を映し出すための機材としては
- テレビ
- プロジェクター (&スクリーン)
の2つが代表的です。
それぞれのメリット・デメリットは割愛しますが・・・
ぼくはより大画面&高画質での視聴を楽しみたかったので、4K映像を投影できるプロジェクターを採用することにしました。
音響はDolby Atmos (5.1.2〜)をスッキリと
次に音です。
なんなら映像よりも、こちらの方が重要度が高いです。
個人的な意見ですけどね
複数のスピーカーを使うことでより迫力のある音響を実現する、サラウンドシステムを導入します。
サラウンドシステムにはいくつか種類がありますが、その中でも、現状で最も広く採用されているDolby Atmosの対応は必須。
Dolby Atmosの中でもレベルが様々ありますけど、今回はそれほど広い部屋ではないので、5.1.2 chに対応できれば及第点としたいと思います
ちなみに 5.1.2 ch のサラウンドシステムには、合計で8個のスピーカーが必要です
もちろんそれらは全て、ケーブルでアンプと接続しなければいけません。
何も考えずに接続すると、ケーブルだらけでゴチャゴチャになってしまいます。それは嫌なので、スッキリとした音響環境の構築も重要です。
【興味ある人だけ読めばいい部分】
ケーブルでの接続が不要なスピーカー(サラウンドシステム)も存在します。しかし接続方式等の関係で、どうしても遅延や接続エラーなどが生じやすいです。今回は専用室ということもあり、ケーブルでの接続を要するパッシブスピーカーの採用に限定しております。
設備仕様
ではここから、上述の目標を達成するために採用した具体的な仕様と、その費用をご紹介していきます。
プロジェクター(約20万円)
上述した通り、ぼくはプロジェクターで映画を観ます
4K画質に対応してるものの中から、BenQのHT3550iを採用しました
セールの割引や、ポイント(1万円分くらい)も駆使しながら20万円で購入しました
スクリーン(約10万円)
プロジェクターで映画を観るためには、セットでスクリーンも必要です
ぼくはシアターハウスの下記の商品を採用。サイズは110インチ。
購入したときはだいたい10万円くらいでした。
【興味ある人だけ読めばいい部分】
プロジェクター対応のビニールクロスや、スクリーンとしても使えるロールカーテンなんかも存在しますから、安く抑えることも可能です。
AVアンプ(0円)
スピーカーや映像再生機器等、すべての機器と接続を行うのがAVアンプです。
文句なしに、ホームシアターの核となる機材といえますね
我が家の場合は、旧居時代から使っているAVR-2400H(DENON)をそのまま採用。
最大で5.1.2chのDolby Atmosに対応していますから、今回の目標もクリアできます。
買い替えたい気持ちも無くはないですが、予算を抑えるためにも今は我慢です
【興味ある人だけ読めばいい部分】
後継の「AVR-2800H」は10万円前後で販売されているようです。同様の性能を持つAVアンプなら、どのメーカーでも同程度の価格になると思います。
映像再生機器(0円)
映画を観るためには、DVD等を再生する機材が必要です
ぼくの場合は、まずはApple TV 4Kを採用しました。
理由は単純。すでに持ってたからです。笑
予算を抑えるために、まずは最低限でスタート。そのうちUHD BDの再生機器を購入予定です。
何と言ってもすでにソフトは買っちゃってますからね笑
スピーカー(0円)
今回は 5.1.2 ch のDolby Atmosを構築するので、合計8このスピーカーが必要です
これらも、全て以前から所有しているスピーカーを継続使用します。
ちなみにこんな感じ。
- FR / FL:ZENSOR 3(Dali)
- C:ZENSOR VOCAL(Dali)
- RR / RL / TMdR / TMdL:D-108M(ONKYO)
- SW:なし
C(センタースピーカー)以外は買い替えたい気持ちに満ち溢れてるんですが、予算を抑えるためにも今は我慢です
天吊用の下地(約1.5万円)
ぼくのシアタールームでは、将来的な見込みも含めると
- スクリーン
- ドア前カーテン
- プロジェクター
- スピーカー x 6個
を天井にぶら下げて設置する予定がありました
それなりに重量があるものもありますから、設置に当たって問題が生じないよう、予め位置を計算して天井下地を入れてもらいました。
ツリーハウジングでは通常、そんなに大きくなければ無料で下地を入れてくれるんですが・・・
この部屋は下地範囲が広いですし、通常より頑丈にしてもらったこともあり、合計で1.5万円ほどの追加費用を支払いました
【興味ある人だけ読めばいい部分】
ケーブルでの接続が不要なスピーカーもの一部は天吊ではなく、天井埋込み型にする選択肢もあります。見た目にもスッキリするので、リビングにシアター機能を設ける場合は、これが人気ですね。
しかしぼくの場合、専用室なので見た目二配慮する必要は無し。また天吊のほうがスピーカー変更の自由が効きやすいことに加え、防音上でも有利に働くので、迷わず天吊りを採用しました。
CD管(空配管)を壁内に通す(約3万円+2万円)
シアタールームにはたくさんのスピーカーを設置します。
それらは全てアンプとスピーカーケーブルで接続する必要がありますから、部屋がかなりゴチャつきやすいです
これらをスッキリ収めるために、
- プロジェクターと接続するHDMIケーブル用1本
- スピーカーと接続するSPケーブル用6本
の空配管を用意しました。
これをすることて、かなり部屋がスッキリします
空配管の用意にかかった費用が、約3万円。
さらに、この空配管にケーブルを通してもらいました。その施工費用が約2万円。
自分でやるのが面倒くさかったのです
コンセント増設(約1.8万円)
書斎兼シアタールームということで、とにかくたくさんのコンセントが必要です
ツリーハウジングの場合、各部屋に2口コンセントが2個まで、標準でコンセントを付けられます。
これに加えて、
- 通常の2口コンセント x 5ヶ所
- アース付コンセント x 2ヶ所
を追加しました。
これでかかった金額がだいたい1.8万円くらい
LANケーブルの配線(約2.5万円)
NETFLIXやYouTubeなど、オンライン動画を観る機会って増えてますよね
それらをより快適に楽しむためには、安定したネット回線が必要不可欠
そこで有線LANをシアタールームに配線しました。
- 空配管(CD管)を追加
- その中にLANケーブルを通す
- 終端にLANポートを追加
これらの対応を行い、かかった費用が約2.5万円です。
スクリーン設置用の折上げ天井(0円)
スクリーンを天井に設置した際、出っ張らないように設置箇所を折上げ天井としてもらいました。
ちなみに以下は、ぼくがツリーハウジングに渡した仕様書の一部と、実際の施工写真です
仕様と施工とで、微妙に変更されてる部分もあります
この施工については(形式上は)0円でやってもらっています。
実際には、天井の防音施工の費用の中に混ぜ込んであります。ただしこれ単体の費用を算出できないので、ここでは0円ということで。
機材設置用固定棚&可動棚設置用の柱2本(0円)
上の画像にある
- 固定棚
- (可動棚設置用の)柱
も、(形式的に)0円で対応していただきました。
こちらも、実際には壁の施工費用とかに混ぜ込まれてしまっています。単体の費用を算出できないので、とりあえず0円ということで。
設備系は安く抑えました
というわけで、設備系に必要だった費用は
約 40.8 万円
です。
このうち約30万円が4Kプロジェクターとスクリーンの購入費用です
すべての機材をゼロから購入しようと思うと、ここから数十万円のプラスになってもおかしくないですね
機材のレベルや、新品化中古化によっても異なりますが
ぼくは
- AVアンプ
- スピーカー
- 再生機器
なんかを手持ちの機材で間に合わせましたから、わりと安く抑えられた方だと思います
機材以外だけなら、10万円強ですからね
次回は防音の仕様&費用について紹介しますよー!