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妻と1歳の息子、3人家族で過ごすための
マイホームを計画中

< 登場人物一覧 >
2021.08 マイホーム検討開始
2021.11 土地売買契約
2022.03 土地引渡し
2022.07 建築請負契約
2022.09 着工
2022.11 上棟
最近すごく暖かくなってきましたね
新居のあるエリアでは、あと2周間前後で開花?満開?になるんじゃないかなーと思います。
確認もしてない適当なぼく予想ですw
我が家の隣りにある公園には大きな桜の木が2本植わっているので、これからは桜の時期が楽しみになりそうです
今年は・・・引っ越しまで桜が残ってくれているといいのですが
それでは本題。
前回、我が家の完成住宅見学会が開催された、という内容の記事を書きました
週末の2日間で10〜20組の方が来場されたそうで、とても好評だったらしいです
コメントで知ったんですが、これ結構多いらしいですね
家具が設置してある我が家は新鮮で、とても楽しかったです
・・・というのが、光の部分。
何事にも光と闇があるものでして、この完成見学会も例外ではありません
というわけで今回は、我が家の完成見学会の闇の部分のご紹介です。
あ、闇と言ってもこの部屋のことじゃないですよ?
というわけで、今回は話しの性質上、どうしても我が家の住宅会社・ツリーハウジング(仮称)に対するちょっとした愚痴っぽい内容になります
ただこれ、シンプルな愚痴ではないんですよね
今まさに、住宅会社選びをしている方の参考になるんじゃないかなーと思って、記事にすることにした次第
お付き合いくださると嬉しいです
以前に上記の自己紹介バトンでお伝えした通り、ぼくはIT企業で働いていて、専門はマーケティングです。
イベント集客のマーケティング経験もあります。
だからこそ、わかるのですが・・・
完成見学会って、何もしなければ新規顧客の来場はほとんど見込めません
人数を呼び込むためには、それなりの宣伝が必要になります。
ツリーハウジングにとって見学会は貴重な新規顧客の獲得機会。もちろん頑張って宣伝していました。
だからこそ、2日間で10〜20組も集客できたわけですね
- 自社サイトでの告知
- 自社SNSアカウントでの告知
- 各種ポータルサイトへの広告出稿
などです。
我が家の情報も、事前にバッチリ公開されていました
これらの宣伝の中にね。施主としては気になる文言があるわけです
順番に紹介しましょう
バレるのも嫌なので、実際の表現から少し変えてます
家事動線に配慮した間取り。ランドリーから3歩でファミリークロークへつながる。
間取りの95%は僕が考えたものです
ツリーハウジングがやったのは、最後の清書くらいですね。
南面とそれ以外とで窓ガラスの種類を変え、日射を最大限活かすためのパッシブ設計を採用。
窓ガラスの種類は、採用するメーカーから、スペーサー・中空層の封入気体の種類に至るまで、すべてぼくが指定したものです
その過程で、ツリーハウジングからの提案は一切ありませんでした。見積もりをとってくれたくらい?
LDKには、リモートワークにも勉強にも使える、とっても幅広なカウンターを配置。小上がり和室との併用で、デスクとしても座卓としても使えます。
このカウンターも、設置はもちろん高さに至るまで、細かくぼくが指定したものです
むしろツリーハウジングは当初はこの長さに懐疑的でしたし、小上がりの高さも、座卓としては使いにくい高さを提案してきました。
2階の寝室の大きな窓からは、隣接した公園にある季節の木々を臨みます。
寝室から隣の公園を眺められるようにしたい、と間取り変更を申し出たのはぼくらです
それまでのツリーハウジングがつくった間取りでは、公園側にあるのは子供部屋のみで、しかも小さな換気用の窓(しかも型ガラス)しか用意されていませんでした。
旦那様こだわりの趣味室では、室外への音漏れはもちろん、室内での音の響きまでを計算。思う存分、お好きな音楽や映画をお楽しみいただけます。
ぼくの書斎兼シアタールームの防音・調音仕様は、すべてぼくが独学して細かく指定したものです
ツリーハウジングからは一切、提案を受けていません。
・・・はい。これらから何が言いたいかのか、ということを説明します。
完成見学会の宣伝において、
- 特徴
- 設計のポイント
- 特にこだわった場所
なんかを記載するのは必要なことだと思うんですよ
しかし!
それらが、あたかも自社で提案・設計した内容であるかのように、消費者が誤解しかねない表現をするのはいかがなものでしょうか
噛み砕いて言うとですね・・・
施主の努力の賜物を、何の努力もせずに自分たちの功績かのような見せ方をしてんじゃねぇ
ということです。
宣伝文を書くなら
家事動線に配慮した間取り。ランドリーから3歩でファミリークロークへつながる。
※ 間取りはお施主様が考えたものです。
南面とそれ以外とで窓ガラスの種類を変え、日射を最大限活かすためのパッシブ設計を採用。
※ 窓について弊社は一切の提案をしていません。
旦那様こだわりの趣味室では、室外への音漏れはもちろん、室内での音の響きまでを計算。思う存分、お好きな音楽や映画をお楽しみいただけます。
※ 仕様詳細はすべて、お施主様に設計いただきました。
みたいに注釈を入れてほしいくらいです
この話から、今まさに住宅会社選びをしている方にお伝えしたいのは・・・
住宅会社側の「できます」は疑ったほうが良い
ということ
注文住宅を考えている時点で、何かしらの夢や希望があることが多いじゃないですか。
「〜〜な内装を取り入れたくて」
「キッチンは絶対〜〜を使いたい!」
「パッシブ設計で断熱等級6以上が必須」
みたいな。
住宅会社を選ぶにあたって、こういった夢や希望を実現できるかは必ず確認しますよね。だって実現したいんですから。
こういった施主側の確認に対して、住宅会社の、特に営業と呼ばれる人たちは「できます」って言うわけです。さも自信ありげに。
でもこれ、いざ契約をして、打ち合わせを進めていくと「本当はできない」ってわかることも往々にしてあります
意味がわかりませんよね?でも本当にあるんです
仮にできたとしても、
- 提案してくれるわけじゃない
- 多大な費用がかかる
- 保障がつかない
まじで意味がわかりませんよね?
というわけでですね・・・
完成住宅見学会を始めとする営業の場で、何やら良い感じの宣伝文句を聞いたとしても、それが住宅会社の能力を示しているとは限らないのです
こういった、住宅会社側の「できます詐欺」を回避する方法としては・・・
たぶん詳しく質問するのが良いと思います
本当に実力のある住宅会社なら、どれだけ難しい質問だろうと、基本的に誰に聞いてもすぐに回答が得られるはずです。だって自社で提案・設計してるんですから。
質問に対して
「詳しいものに確認を〜」
「私は担当じゃないので〜」
「えーと、何でだっけな?あ〜・・・」
みたいな、歯切れの悪い回答が来るようなら要注意だと思いますね
この辺を見極められる質問を投げかけるためには、施主側にも一定の勉強が必要不可欠です。
ぜひご自身の夢や希望を叶えるために、家づくりについて勉強してみていただければと思います。
偉そうで大変申しわけない
住宅会社の「できます詐欺」にはご注意を。それでは今回はこのへんで