2019年11月5日、クレイジーケンバンド@赤穂市文化会館ハーモニーホールの翌日、移動日の朝。
姫路から金沢に移動致しました。
姫路での朝ご飯は前夜に引き続きましてのJR姫路駅山陽本線上りホーム(5, 6番線ホーム)にあります立ち食いそば店『えきそば 在来線店上り』にて戴きました。
二食連続で食べちゃうくらい前夜のインパクトは大きかったのです。
そしてふと思い付いたことを実行してみました。
カモンレッツゴー。



天ぷらえきそばとライス!
そうなんです。
前夜ふと思ったのはこのライスなのでした。
ご飯モノは他にカレーライスや助六寿司、いなり寿司などあります。
でもワタシが欲しかったのはライス。
なのです。



天ぷらえきそば!



ライス!
ここでワタシの頭の中にツェッペリンの移民の歌が流れます。
どんどどたどんどどんどどたどんど。
ブロディが出て来るわけではありません。
移民するのです。



天ぷらえきそばの天ぷらをライス上に移動!
あああーあー。
あああーあー。
ワタシがやってみたかったのはこれです。
お行儀悪くて申し訳ありません。



JR品川駅の常磐軒の品川丼を彷彿とさせます。
あれよりももっと天ぷらは薄い。
箸で天ぷらを持ち上げるともう既に汁をたっぷり吸っていて自重でちぎれそうなのを何とかやさしく移民の歌に成功。
イタダキマス。



ウマウマウー!
思った通りのゆっくりとした儚い味わい。
最初の一口、天ぷらとご飯を一緒に食べてみると戸惑いがあって、ふと天ぷらが吸った濃いめの汁の味が控えめに感じられて。
この嬉しさ、歓び、そして儚さがたまりません。
お行儀悪いの重々承知で、でもやってみて良かった。
ブラボー。



ウマウマウー!
和風の蕎麦汁に中華麺の組み合わせの妙。
昭和24年販売開始、何と云う完成度。
今年は昭和に換算すると94年ですから70年のロングセラー。
なのに味が全然古くさくなくてポップで余裕がある。
濃いめ味わいの汁をしっかり受け止める中華麺。
それをつるつると啜って、その味わいがまだ口の中に残っているウチに天ぷら移民させたご飯を食べてみる。
ああワタシは初めてラーメンライスの意味が判った。
ラーメンを食べてご飯を食べて。
ラーメンを食べてご飯を食べて。
ああなるほどそうなのか。
えきそばを食べてご飯を食べて。
えきそばを食べてご飯を食べて。
天ぷらだけでは移し得なかったえきそばの魅力がこうして交互に食べることで何杯にも増加するのか(当社比)。
帰ってきたウルトラマンを観ながらライダーキックの神髄を知るような気持ちでした。
えきそばブラボー。



堪能致しました。
移民の歌のエンディングは素っ気なくスパッと終わります。
でもよく聴くとイイ具合の残響がある。
そこにこそ深い味わいがある。
ありがとうございました。



何度見てもカワイイなぁ。



ワタシには姫路に来る用事が出来ました。
途中下車をこれから検討します。
また必ず伺います。
美味しかったです! 御馳走様でした!

えきそば 在来線店上り
兵庫県姫路市南駅前町125 JR姫路駅山陽本線上りホーム
6:00〜23:00
無休