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日本舞踊はお金がかかるのか?その1


をお読みくださいました皆様ありがとうございます。

日本舞踊の「一番ゴージャスな」発表会は、
伝統芸能専門の劇場を借りて、
何もかも全てが、
非常に専門的な知識と技術を持つプロをお願いするものとなりますので、、、当然お金がたくさんかかるということをお話ししました。

それに発表会にお金がかかるって話、、、
まだ、
バレエや、社交ダンスなどが、
今ほどポピュラーな習い事ではなかった昔、
その昔、、、
そうやってたった一日の舞台のために多額の会費が必要なんてハナシを聞くのは、
おそらく、
「日本舞踊」の専売特許だったことでしょう。。。
今ほど皆様芸能思考が強くなかったかもしれませんし、、、
だから、
特に今も中高年以上の方は、その「日本舞踊の発表会は高い!」の概念をお持ちなんではないでしょうか。

友人から子どものバレエの発表会の会費を聞いたら「えー?うちの発表会の○倍かかるじゃーん!」なんてことはよくあります。


うちの…はゴージャス版ではありませんが、
私の師匠が主催される国立劇場のゴージャスな会も、、、
(我々の師匠は会費をお安くされる名人なので)
友人の子どものバレエの会より安かったりします(^◇^;)
結局、
芸事もスポーツも学問だって、、、
絶対になんだかんだでお金はかかるんですが、
やりようによって違ってくるってことかと思います。

いかにコストパフォーマンスで中身を充実させるか…も大切ですが、

例えば、
超高級ホテルで何回もお色直しする贅沢なお高い結婚式も素敵ですが、
小さなレストランのアットホームな会費制の結婚式も素敵です。
色々あって良いし、
色々なければ、みんなが結婚式を挙げられなくなります。

と、同じこと。
何かやろうとすれば、お金はかかるけど、
払う人がそれを望んで、そして納得して払うお金ならば、生きた使い方になる気がいたします。

さてさて…
【発表会】だけではありませんね、
習い事に付き物のあれこれ…
だんだん世の中の移り変わりと共に、日本舞踊や伝統芸能の世界でも合理的になろうとしてはいますが…

(次回に続きます)






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