おのころ心平です。
6月5日に厚生労働省が公表した
昨年、2023年の
人口動態統計月報年計によれば、
昨年1年間での出生数は、
72 万 7277 人で、
前年の 77 万 759 人より
4 万 3482 人減少しています。
いっぽうで死亡数は 157 万 5936 人で、
前年の 156 万 9050 人より
6886 人増加しています。
死亡者1,575,936人ー出生者727,277=848,659人で
昨年1年で、
約85万人の人口減少が
起きた計算になります。
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死亡者の死因別グラフによれば、
第1位のがん、
第2位の心疾患、
第3位の老衰という順位は
ここ数年変化はありませんが、
「老衰」による死亡率が
前年比べて9.6ポイントも増加しています。
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何の病気もなく、
命を全うできるという意味で
老衰の増加は
喜ばしいことではありますが、
じつは、
この数字の伸びの裏には、
日本の社会保障や福祉政策の
限界も垣間見られるのです。
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昔は、高齢者の多くは
病院で死亡するケースが多く、
その際、医師は死亡診断書に、
現在治療中の病名を
書くことが多かったのですが、
介護保険が浸透した現在では、
病院ではなく、
施設や自宅で亡くなる人は増えたため、
その際、訪問する医師は、
死亡診断書に「老衰」と書くケースが
多くなったということ。
必ずしも、
健康寿命が延びたとみるより、
事務手続き上、老衰診断者が増えたとみる方が
実情を踏まえているのだそうです。
むー。
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全方向に、文句なく老衰=PPK
(ピンピンコロリ)を実現するためには
やはり、ひとりひとりの意識の高さが
必要になってきますね。
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