おのころ心平です。
「イヤ」「嫌い」が言えない・・・
これは、僕なりに考察するに
アレルギー疾患
の感情世界を表しています。
***
アレルギー疾患を
お持ちの方に共通なのは、
無理やり「思考」主義。
思考で出来事を
無理にポジティブに
解釈しようとする傾向があります。
もちろん人間にとって、
思考力はとても大切な力なのですが、
思考によって、
感情を封印してしまうと
やっかいです。
***
感情は、
それなりのエネルギーを
持っていますから、
抑圧されると行き場を失います。
思考というのは、抑圧ではなく
感情が増幅するのを分散し、
感情エネルギーが流れ去ってゆく
ように使うのがよいのです。
ところが、無理矢理に
感情がなかったかのように扱うのは、
免疫系に混乱を与える結果になると、
僕は考えています。
***
アレルギーは、
季節の調整期に起こります。
東洋思想的に見れば、
脾臓の期間です。
脾臓はリンパ球を生み出す
免疫臓器ですが、
いっぽうで、
不安や不快といった感情に
敏感です。
自分の不安を直視するのは
勇気の要ることですが、
ポジティブ思考でその感情を
見ないように封印してきた人は
季節の変わり目に、
その分を「免疫の混乱」という
洗礼を受けます。
それがアレルギーだとも
言えるのです。
***
僕は、鼻炎は、
上のような季節的な
免疫混乱がベースとなった上に、
日々の生活において、
気温や湿度に呼応して働くはずの
体温調節機能が低下している結果、
起こると思っています。
体温調節の不調は、
体内湿度や体内pH
(酸とアルカリバランス)にも
影響を与え、
極端な反応体質
(つまり、アレルギー体質)を
生んでしまうのだと思うのです。
***
嫌だな~、
キライだな~
と言う感情は、
周りの人に
気付かれぬよう、
過ごしがちですが、
内臓の奥の院たる
脾臓に蓄積されるもの、
と考えて起きましょう。
▼
自然治癒力発動の日常思考訓練。
※日常心理学無料登録は、こちらへ。