朝いちばんのイメージ力。 | おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

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病とその人の背景に潜むココロとカラダの繋がりを、西洋・東洋医学・科学・物理など様々な角度より検証し病気の“本当の原因”を探ります。

おはようございます。

おのころ心平です。

 

今日1日、やる気がおこるかどうか、

あなたのその決め手は、何ですか?

 

 

「ああ、今日はこれをやらなくちゃいけない・・・」

 

「ああ、今日もあいつと顔を合わせるのか・・・」

 

「今日は月末の支払い日、うーむ、憂うつだ・・・」

 

そうやって消極的に始まる1日と、

 

「やった! 今日も一日がやってきた!」

 

「よし! 今日はどんなことをやろうかな、ワクワク」

 

「今日はどんな人と会えるかな、楽しみー」

 

で始まる1日。


まあ、たしかにお気楽さんに

見えるかもしれませんが、

長い目で見ると、

後者の方がずっと健康的です。


朝起きた瞬間の気分というのは、

カラダにとって、

ものすごく重要だからです。

 

***

 

朝、目覚めた時というのは、

カラダの中では

ACTH(副腎皮質刺激ホルモン)

というホルモンの分泌が

ピークになっています。

 

これは脳幹にある

脳下垂体というところから

分泌されるホルモンですが、

 

副腎に作用して、

副腎皮質ホルモンの分泌を促します。

 

「副腎皮質ホルモン=ステロイド剤」

としての名前を聞く方が多いかもしれませんが、

 

このホルモンは、もともと人体から

自然に分泌されているもので、


抗炎症作用や、

行き過ぎた免疫を抑制する作用、

さらにはさまざまな代謝をスムーズにして、

カラダを抗ストレス状態に導く作用など、

 

「ストレス対抗ホルモン」として、

とてもありがたいホルモンなのです。

 

***

 

そのありがたいホルモンを誘導する

ACTH(副腎皮質刺激ホルモン)が

1日の始め、目覚めの瞬間に

たくさん分泌されるということは、

 

その瞬間に感じている気持ちが、

1日を始める上でいかに大切か、

ということなんです。

 

***

 

朝の目覚めの気分というのは、

 

昨日までの自分の状態を

素直に表現しますから、


起きぬけのまま無意識でいると、

自分にどれだけのストレスが

溜まっているのかが

容易にわかってしまうほどです。

 

昨夜の深酒、

夜更かし、

目覚まし時計・・・と、

毎日をハッピーで目覚めることを

難しくさせる要因が現れます。


***

 

そして、その最大のものは

「持ち越しストレス」でしょう。

 

昨日やり残したことや、

ずっと尾を引いている

人間関係ストレスなどです。

 

朝のACTHは1日分のストレスに

対抗するようにその分泌量が

調節されているのですが、

 

持ち越しストレスの多い人は、

その分、多量にACTHを

分泌することになるということです。


***

 

大切な抵抗力を

補ってくれるACTHも、

あまり多く分泌しすぎると

よいことはありません。

 

カラダを引き締めすぎると同時に、

脳に作用してしまって、

なかなか「よい目覚め」を

実現できなくなります。


***

 

「しようがないよ、

私、ストレスだらけだもん」

 

と、手をこまねいてしまっている

あなた、

 

それではせっかくの

人間力が衰退してしまいます。

 

イメージという力、

想像力・創造力という力は、

 

個人個人だれにでも

備わっているもので、

 

その力を使おうとするなら、

朝、目覚めた瞬間にこそ

最大限に活かすべきでしょう。

 

今日もいい一日だ! 

と目覚めること。

 

それを意識して習慣化していくと、

不思議とカラダに

エネルギーがみなぎってきます。

 

そうやって、自分自身で

自分にとってのパワフルデーを

創り出してやるのです。

 

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