おはようございます。
おのころ心平です。
食事をして
その食べた物が便になって
排泄させるまでの時間は、
およそ1日半と言われています。
でも、みなさん、実感がある通り、
消化に良いもの
悪いものによって
その時間は、
1日未満から3~4日まで、
大きく変わります。
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日本人の胃酸の分泌量は
欧米人と比較すると、
半分程度しかないそうですから
肉、揚げ物、乳脂肪を多く含む
ケーキやクリーム、ナッツ類、
チョコレートなどは消化に時間がかかり、
便通が遅れる要因となりえます。
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胃は、
食べ物が入っていないときは
下半分がすぼんで、
上半分は丸い、
尾を引いて飛ぶ
ひとだまのような形です。
食べ物が入ると、
下半分もふくらみ、
そら豆のような形になります。
そして、分泌された胃液で
食べたものを溶かすと、
まるで誰かにぎゅっと
握られたように胃全体が収縮し、
食べ物を十二指腸に送り出します。
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胃の働きは、
とにかく食べ物を溜めて、
胃液で溶かして、
十二指腸に送り出すだけで
栄養の吸収は、
あまりしていません。
食べ物の吸収は、
次の十二指腸から
本格的に始まるのです。
でも、
胃がしっかり
スムーズに働かないと、
その後の吸収に響きます。
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胃の動きをよくするのは、
食事中の姿勢が決め手になります。
背筋をまっすぐに伸ばせば、
食べたものは
まっすぐ胃に向かい、
胃から十二指腸へ、
そして小腸、大腸へと
消化の長い旅へ
スムーズに出ることができます。
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ところで、
ほかの消化器官が、肝臓とか
膵臓とか十二指腸とか
ちゃんとした名前がついているのに
胃は、い、です。
い。
これは、ことだま的に
胃が、
いま、
いきる、
いのち、
いぶき
などと連動していることを
表しています。
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背筋をまっすぐ
伸ばして食事をすることは、
「今のいのちを生きる」
というココロのスイッチも
入れてくれるのです。
今日は、
忙しいとき、
やることが溜まっている
ときほど、
意識して、
姿勢を正して
食事をしましょう。
それが〝今〞への集中力を
高めてくれるのです。
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