おのころ心平です。
心理学用語で、
「スコトーマ」
という言葉をご存じでしょうか?
日本語にすれば盲点ですが、
物理的に視界には
入っているはずなのに、
心理的なブロックが働いて
認識できていないものが
たくさんあるのです。
私たちの脳は、
過去によく見てきたものであれば、
抵抗なく、すぐ認識できるので、
それを優先的に見ようとします。
脳には
いつものありふれた映像を
優先的に見ようとする癖がある。
ちゃんと見ているようでも、
必ず見落としがある。
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僕らカウンセラーや治療家は、
そうした見落としを伴う
視覚というものを、
意識的に使うトレーニングを
積んでいます。
つまり、
普通は見ないようなものを
見ようとする訓練を
心がけているのです。
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人が見ないものを見る
というのは、どういうことでしょう?
例えば、僕などは通りに出ても、
自分の前を歩いている人が、
カラダのどちらに
重心が偏っているのか、
足の親指の付け根に
重心があるのか、
小指側に重心あるのか、
体の右側に傾いているのか、
左側なのか・・・、に目を向けてしまいます。
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そんなふうに意識を向ければ、
新しいものを見ることは
いつでもできる。
街なかに材料は
たくさんあるということですね。
だから、スマホのなかだけに
自分の視覚を絞っているなんて、
けっこうもったいないことだなー
と思っています。
せっかく歩いて
いろいろなものがあるのに
あの小さな窓以外をスコトーマに
してしまうなんて・・・。
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外に出たら、
今日はじめて目にするものを、
意識的に見るということ。
これは、あなたに
人と違ったきらりと光る
感受性をもたらすとても素敵な
トレーニングになるはずです。
これぞ、心理カウンセリングの盲点をつく
コミュニケーションメソッド!!
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