おはようございます。
おのころ心平です。
カラダの中で
自分の居場所を知っている臓器
=それは、心臓です。
上下、左右、前後の
座標軸の中心におり、
自分のポジションを見つめ、
自分のまん中を生きるためには、
あらためて心臓の働きについて
知る必要があります。
左右の心房と心室があり、
ここに毎日、大量の血液が
流れ込んでいます。
心臓は、
「右に静脈血」を
「左に動脈血」を
たたえながら、
決して交じりあいはしないけれども、
それらが心臓の構造を通じて向き合い、
らせんで交差させるような
隅々まで旅してきた静脈血と
「外側」の空気を
吸いこんだばかりの動脈血。
血液のこの両端を向き合わせるように
なっているのです。
***
血液とは、いわば
リアルタイムな自分です。
静脈血と動脈血という
両極を見比べながら、
心臓は
「だいたい、自分はこの辺」
と中庸=中間地点を探している
とみることができます。
***
つまり、心臓は、
あなたの居場所を
教えてくれる臓器
といえます。
「私」が「私」と言うとき、
胸をさしてそう言うのは、
どこかで、知っているから
なのでしょうね。
自分の居場所の源泉が
心臓にあることを。
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