深層心理では「治りたくない?」 | おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

病とその人の背景に潜むココロとカラダの繋がりを、西洋・東洋医学・科学・物理など様々な角度より検証し病気の“本当の原因”を探ります。

おはようございます。

おのころ心平です。

 

あなたが

カウンセラーや

セラピストなら、

きっと出会うことがあるでしょう。


もちろん、ご本人は、

 

治りたい、

楽になりたい、

早く元気になりたい、

と、言葉にしておっしゃいますし、

実際、そう思ってもいます。


***


でも、それは、

思考の範囲(顕在意識の領域)

のことであって、

 

もっと深いココロの領域

(潜在意識)では、


病気であったり、

痛みがあったり、

悩ましい状態であったり、

を、望んでいます。


***


・・・いや、

望んでいます、なんていうと、

語弊がありますね。


心理学用語に、

疾病利得(しっぺいりとく)

という言葉があって、

 

これは、

病気に罹ることによって

本人が受ける利益やメリットを意味し、

例としては長期休業や休業補償などが

挙げられていますが、


僕は、そういうこと以上に、

自分が苦しい状態にあることを

敢えて選択したり、

続けることで、

 

何らかのバランスをとっている

 

ことが多い、

と考えているのです。

 

***


それは、

自分のことだけではなく、

 

家族内の人間関係のバランスだったり、

職場におけるパワーバランスだったり、

 

もともと敏感体質であるがゆえに

「無意識に」そうした

役回りを引き受けている、

といった側面があります。


***

 

本人も、

そうしたポジションを

取り続けているうち、

 

自分でも、

病気や、症状や、痛みや、

不調な状態からの

抜け出し方が本当にわからなく

なってしまって、

 

ココロの奥にあったはずの

目的を見失ったままの、

治療ジプシーとなってしまうのです。


***

 

そんなクライアントさんたちと

30年間、おつきあいしてきて、

 

ほんとうに、

その人の疾病物語を

ストーリーとして聴く大切さを、

体験してきました。


ほんとうに

「聴く」ことができれば、

 

そこに、

ご本人も気づかなかった、

自らの「目的」や「選択」や「欲求」が、

浮かび上がってくる…。

 

そこで初めて、

深層意識からの「治りたい」を

つかんでいくことができるのです。

    ▼

今、スタディ講座受講なら、4月いっぱい

コミュニケーション・サイコロジーの

「深層意識の心理学」が見放題!!

    ↓

     ▼

最強のココロの整理術を身につけよう!

 

※詳しくは、コチラから。