おはようございます。
おのころ心平です。
あなたが
カウンセラーや
セラピストなら、
きっと出会うことがあるでしょう。
もちろん、ご本人は、
治りたい、
楽になりたい、
早く元気になりたい、
と、言葉にしておっしゃいますし、
実際、そう思ってもいます。
***
でも、それは、
思考の範囲(顕在意識の領域)
のことであって、
もっと深いココロの領域
(潜在意識)では、
病気であったり、
痛みがあったり、
悩ましい状態であったり、
を、望んでいます。
***
・・・いや、
望んでいます、なんていうと、
語弊がありますね。
心理学用語に、
疾病利得(しっぺいりとく)
という言葉があって、
これは、
病気に罹ることによって
本人が受ける利益やメリットを意味し、
例としては長期休業や休業補償などが
挙げられていますが、
僕は、そういうこと以上に、
自分が苦しい状態にあることを
敢えて選択したり、
続けることで、
何らかのバランスをとっている
ことが多い、
と考えているのです。
***
それは、
自分のことだけではなく、
家族内の人間関係のバランスだったり、
職場におけるパワーバランスだったり、
もともと敏感体質であるがゆえに
「無意識に」そうした
役回りを引き受けている、
といった側面があります。
***
本人も、
そうしたポジションを
取り続けているうち、
自分でも、
病気や、症状や、痛みや、
不調な状態からの
抜け出し方が本当にわからなく
なってしまって、
ココロの奥にあったはずの
目的を見失ったままの、
治療ジプシーとなってしまうのです。
***
そんなクライアントさんたちと
30年間、おつきあいしてきて、
ほんとうに、
その人の疾病物語を
ストーリーとして聴く大切さを、
体験してきました。
ほんとうに
「聴く」ことができれば、
そこに、
ご本人も気づかなかった、
自らの「目的」や「選択」や「欲求」が、
浮かび上がってくる…。
そこで初めて、
深層意識からの「治りたい」を
つかんでいくことができるのです。
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