おはようございます。
おのころ心平です。
昔の東洋医学の教科書に
書かれている図には、
生えてるような様子で描かれています。
背骨と腎臓のつながり自体は
のちに解剖医学で、
否定されてしまいましたが、
しかし、
機能的にみるならば、
この東洋医学的見立ては
あながち間違っていないと
僕は、思うのです。
***
…というのも、
まだ誕生前のお母さんの
おなかの中のころのお話…、
胎児の、
腎臓の形になる前の
「前腎」は、
驚くべきことに、なんと
「のど」の両そばに
発生します。
びっくりしますよね。
その後、胎児の成長とともに、
前腎はゆっくりと下に下がっていて、
一度、「中腎」として
胸部のあたりに現れます。
ついで、
ずっと下がって尾てい骨の
手前まで行きます。
ここで「後腎」になって
大きく膨らんでいきます。
それが
最終的にはちょっと上に戻して、
腰椎から少し上のあたりに行き、
今の腎臓の位置に落ち着くのです。
***
のど→胸→尾てい骨→腰→背中
と場所を移動しながら成長していく腎臓。
まるで背骨に沿って、
カラダをサーチしているかのように
形成されていきます。
東洋医学における
「腎」という概念には、
泌尿器、生殖器、そして、
内分泌なども含んで考えますが、
腎が弱ると、
ホルモンバランスや
副腎機能影響が出て、
抗炎症作用や抗ストレス作用が低下し、
スタミナ不足になるのです。
もう一度、冒頭の図を見てみましょう。
姿勢が悪く、
背骨に負担があると、
それはイコール、
腎臓への圧迫となり、
ホルモンバランスの乱れ、
スタミナ不足、
そして、のどの炎症に
つながっていきます。
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日常のあらゆる場面で、
少しずつ背筋を意識し、
姿勢を整える心持ちでいるだけで、
若さや、スタミナ、ホルモンを
活性出来るというわけです。
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