共感力、アレルギー、慢性疲労…。 | おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

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病とその人の背景に潜むココロとカラダの繋がりを、西洋・東洋医学・科学・物理など様々な角度より検証し病気の“本当の原因”を探ります。

おのころ心平です。

 

特定の食べものを食べると

湿疹が出てしまったりする

アレルギー疾患、

 

あるいは、

非常に疲れているのに

寝ても疲労がとれないという
慢性疲労…

 

近年、この2つの原因として、

「アドレナル・ファティーグ」

という言葉が言われるようになりました。

 

日本語にすると「副腎疲労」。

 

これをテーマにした本なども

たくさん出ています。

 

***

 

副腎というのは

 

腎臓の上に乗っている

重さにして5グラム前後の器官で、
ストレスに対抗するホルモンを

出してくれる場所です。

 


 

カラダに炎症が起きると、

抗炎症作用が働きますが、

 

そのときに分泌される

天然のステロイドホルモン

副腎から出る副腎皮質ホルモンです。

 

***

 

ところが、副腎が疲れていると、

なかなか炎症が収まらず、

アレルギー症状がずっと続いたり、

 

炎症が慢性的に生じて

疲労感がとれないということが

起こってしまいます。

 

***


また、ステロイドホルモンには

副腎皮質ホルモンのほかに

女性ホルモンや男性ホルモンといった

性ホルモンもあって、

密接に関係していますので、


女性の場合、副腎の疲れは

PMS(月経前症候群)などにも

影響してきます。

 

月経の前に身体が

しんどくなるという症状ですね。

 

あるいは、卵巣や子宮に

炎症が起こりやすいといった不調。

 

***

 

もちろんこうした症状は、

医学的、生理学的、病理学的な原因を

きちんとチェックして

いかなければいけませんが、

 

ここでは感受性という

側面から見たときに、

何が言えるかということを

お伝えしていきたいと思います。

 

***

 

これらの症状は、

僕は「感情感受性」

のなせる業と捉えています。

 

カウンセリングをしていても、

こうした身体症状を訴える人は、

他人の感情を自分の内側に取り込む能力に

長けているケースが多いのです。

 

つまり、共感能力が高い人ほど、

副腎や下半身、とくに骨盤にストレスを

溜めやすいと言えます。

 

共感能力が高いというのは、

いい意味もあるいっぽうで、

他人に影響されやすい

ということでもあります。


***

 

こうした感受性を

そのままにしておくと、
 

他人の感情がカラダに

溜まったままになってしまい、

 

先ほど言ったような

身体症状へと変換されてしまうのです。

 

カラダとココロは、

つながっている・・・。

 

他の人のストレスや症状を
あなたのカラダに引き込まないためには?

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