おのころ心平です。
これまで、
多くのカウンセリングを通じて、
感受性の高い方々と
ずいぶん接してきました。
そうした方は感覚が鋭く、
さまざまなことをいち早く、
敏感に察知するがゆえに
ストレスも多く、
またそれをカラダに
閉じ込めてしまうために、
不調や症状として現われます。
感受性の高さは時に、
・おなかの中のガスや
・皮膚電位(静電気)
などで生じますが、
それらを放出せずに
我慢していると、
・神経系などにも不調
が起きやすいのです。
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ただ・・・、
有能なビジネスマンや
企業のトップ、あるいは、
芸術家、アスリートも、
みんな驚くほど感受性は高いです。
そこにあるのは、
感受性を内側に
閉じ込めてしまうか、
外に表現できる術を持っているかの
違いなんですね。
ある東証一部上場企業の
社長さんにインタビューさせて
いただいた時のことです。
その社長いわく
「感受性こそが人間性なのだ」
とおっしゃいました。
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人が気づかないことに
気づけるというのは、
まさに感受性のなせる技。
仕事で言えば、
クライアントや取引先からの
返答にちょっとした
あいまいさが混じっているのを
見抜いて次の手を打ったり、
家庭で言えば、
子供の声に違和感を察知して、
早めにケアをしてあげたり。
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感受性は、
そのままにしては、
体内の神経系に
溜まってしまいますが、
気づき、行動に移すことで、
エネルギー変換が行なわれるのです。
セラピスト、ヒーラーが
人一倍疲れやすいのは、
その感受性の諸刃の剣ゆえでしょう。
年末、その変換方法を学んでおきましょう。
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