おはようございます。
おのころ心平です。
便秘は女性に多い…。
反対に、
男性には下痢が多い…。
これはナゼか!?
…たしかに不思議ですよね。
心理的メタファーで見てみると、
便秘は、タイミングということを
表しています。
***
便秘の心理的意味は、
・今というチャンスを逃してしまう。
・いつも何かに乗り遅れる
(通勤電車、場の空気、自分の出番に)。
・言い遅れる、発言のタイミングを逸する。
はい・・・、
「まあいいか、そのうち、
またチャンスがあるから」
とか、
「今度、時間が空いた時に
まとめてやろう」
とかいう人には、
なぜか、便秘の方が多いです。
***
腸はリズムで動いています。
食事のタイミング、
排泄のタイミング、
そして、
女性ホルモンのリズム
も反映しています。
女性が女性的なのは、
もちろん女性ホルモンの
おかげですが、
黄体期(月経前の2週間くらい)には
プロゲステロンなどの
黄体ホルモンが増加します。
それでですね…
このプロゲステロンは
脂肪に溶けやすく、
赤血球にもくっついて、
血液循環に乗って、
あちこち行きます。
だから、
プロゲステロンがあまり多く分泌すると、
あまった分が
腸にまで作用し、
腸の動きが緩んでしまって、
大腸が便を先に
送りにくくなるのです。
おお、それで女性は便秘に
なりやすいのか・・・。
(妊婦さんが便秘になりやすいのも
このプロゲステロンの作用のためですね)
***
腸はリズムに敏感なのです。
日常においては女性の場合、
排泄は、なかなかタイミングが
合わないことが多いものですね。
今の世の中は、
まだまだ女性の方が
男性に合わせるというリズムで
社会が動いてしまっています。
つまり、
女性は職場では
どうしても女性性を
抑えなければならない時が多い。
残念ですが、事実…。
***
その抑えて溜めたストレスが、
黄体期に
プロゲステロンの過剰分泌
として跳ね返ってきます。
便秘とは、
ご主人、パートナーや
男性社会というものに
必死に合わせながら生きている
女性の象徴的な症状と
言えるのかもしれません。
逆に言うと、
女性に便秘が少なくなったとき、
日本は、はじめて
女性と自然にやさしい社会に
なっているのかも知れませんね。
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