1対1の人間関係ではうまく改善しない時。 | おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

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病とその人の背景に潜むココロとカラダの繋がりを、西洋・東洋医学・科学・物理など様々な角度より検証し病気の“本当の原因”を探ります。

おはようございます。

おのころ心平です。

 

人間関係の問題が、

自分と相手との

二者間で解決を図ろうとしても、

なかなかうまくいかない

ことが多いのはなぜでしょう? 


 

その理由は単純です。

 

あなたも相手も、

ひとりで生きているわけではないからです。

 

***


 

たとえ今、目の前のAさんと

言い争いになっているとしても、

Aさんと私には共通の友人(Bさん)や

知人(Cさん)がいて、

 

Bさん、Cさんの作用も、

Aさんと私の言い争いに関与しています。

 

狭い意味では、

Aさん- 私の対立構図も、

 

広い意味では、
Aさんと私とそれを取り巻く

友人関係や職場関係の

問題であったりするということです。

 

ですから、

職場や家庭での人間関係トラブルは、

二者間で解決させようとはせず、

上手に第三者に関与してもらうことが肝要です。


 

***

 

たとえば、

知り合いで嫌味な人がいたら、

 

「○○さんが、△△さん、本当はすごく
親切な人なんだって言ってました。

でも、ナイーブだからわかりにくいのよねぇ、

とも(笑)」

と言ってみたり、

 

職場で話の長い人がいたら、

 

その人よりも上司を引き合いに出し、

「プレゼンや伝達は短く話すことが

大事な評価基準って会議で話していたらしいです。

私も気をつけようと思います」

と言ってみたり……。

 

会話の中に、第三者の発言を

うまく組み込む法、

これを「ウィンザー効果」と呼びます。

 

***

 


カウンセリングにおいても、

僕はこの法則をずいぶん用いました。

 

あるクライアントさんのある問題は、

決してその人だけで

完結する問題ではないし、

 

僕とクライアントさんだけで

解決できるものではない。

 

その人を取り巻く小集団における

パワーバランスが重要なのです。

 

実践心理学では、

いま目の前にいる人から

解決を引き出すのではなく、

 

回り回って芽が出るような、

人間関係全体に種を植えることが

大事だということを

念頭に置いておきましょう。

    ↓

人間関係コミュニケーションの
シミュレーションワーク満載。

 

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