おのころ心平です。
血液の圧力・・・血圧。
まずは、血圧単位について
大事な視点をおさえておきましょう。
血圧の単位というのは
「mmHg」と表記されます。
Hgというのは
「水銀」を表す化学記号で、
血圧140mmHgというのは、
1平方㎝あたりの水銀を
140mm(14 ㎝)、
垂直に押し上げる力を指します。
水銀といえば、
かなり比重の重い液体ですから、
同じ圧力を
水の比重になおして計算してみると、
140mmHg水銀計血圧
というのは、
1895mm、
およそ1m90 ㎝まで
水を押し上げる力となるのです。
1m 90 ㎝を
超える長さの血圧計など
不便でしようがないですから
水銀計を使うわけですが、
でも、もし
水で計る血圧計があったなら、
それは、
自分の身長を
照らし合わせるのに、
適切な指標になるのです。
そう、
血圧とは、
水ではかれば、
自分の背丈が
ちょうどよい指標
となるのです。
水銀圧120の場合、水圧162・4㎝。
水銀圧130の場合、水圧175・9㎝。
となります。
実際の血液は、
真水ではないですから、
もう少し比重は重くなります
が、それでも
「血液を上に
押し上げる力が水で測る」
という発想は、
わりと理にかなっていると思います。
***
・・・となると、
●高血圧とは、
1.身の丈以上をがんばってる
2.自分ばかりでなく、身の回りの隅々にまで
「思いやり」と「機会」を与える余裕が必要、
●低血圧とは、
1.自分を過小評価している
2.自立できるチャンスを勇気をもってつかむことが必要。
と、読み解けるのです。
***
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