「症状」と「夢」の関係。 | おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

病とその人の背景に潜むココロとカラダの繋がりを、西洋・東洋医学・科学・物理など様々な角度より検証し病気の“本当の原因”を探ります。

おはようございます。

おのころ心平です。

 

今朝の夢、

あなたは覚えていますか?

 

僕は、

「夢なんて全然見ない」

ことが多いのですが・・・

 

と思っていたら、

 

はい…、

 

それはただ、

忘れているだけのようです。

 

***

 

夢については科学的に

こんなことまでわかっています。

  ↓

 

(1)眠ればかならず夢を見ている

 

(2)しかし、夢を正確に再現することは不可能

 

(3)夢が表現される材料は表層領域にある記憶

 

(4)夢は空間や時間を超越する

 

(5)夢には理性による抑制がはたらかない

 

(6)イヌやネコも夢を見る

 

***

 

夢に、

積極的に意味を見出そうとしたのが

心理学者フロイト、そして、ユング。

 

「夢分析」「夢判断」

という名で知られています。

 

そして現代で

「夢」の考察と言えば、


アーノルド・ミンデルという

心理学者をご存知ですか?

 

彼の代表的著作のひとつ、

『ドリームボディ』。

    ↓
おのころ心平 - ココロとカラダの交差点


帯には、


夢とカラダのシンクロニシティ

(共時性)とあります。

 

これは面白いに違いないと思い購入し、

 

少し前にはなりますが、

ミンデル式のワークショップにも参加しました。

 

ミンデルは、もともとMIT大学院で、

物理学をマスターしたれっきとした科学者。

 

それがスイスでユング心理学を学び、

物理学と心理学のどちらの世界にも

強い特異なポジションにいます。

 

***


ミンデルは、

 

クライアントのもつ身体症状と

その人が寝ているときに見る夢

との間に深いつながりを見出しました。

 

身体症状がそのクライアントに

どのように経験されているかをたどる際、

 

なにげない言葉や、

無意識にカラダが発している

シグナルに気づき、

そのパターンを探っていくと、

 

その人が、

夜見る夢に現れたイメージを

思い起こすことが多く、

 

その多くが、その人の

人生にとって重要なメッセージを

含んでいることが分かったのです。

 

ミンデルはその様子を

「ドリームボディ」と名づけ、

「ドリームボディ・ワーク」を

心理学ワークとして実践し始めました。

 

うーー。

面白いですよねー、

 

夢分析と症状分析を

つなげて考察するなんて!!

(ワクワクするー)

 

***

 

夢には、

時間・空間の制約がありません。


目覚めている時には縛られている

様々なルールから

自由に解放されているため、

 

夢での体験は、

奇妙奇天烈ではありますが、

 

深く読み解けば

それがあなたの潜在意識の欲求を

浮き彫りにしてくれることもるのです。

      ▼