おのころ心平です。
睡眠は大事だと分かっていても、
頭のなかで思考がグルグルとまわって
寝つけないという人もいらっしゃるでしょう。
また、疲れすぎたり、
あるいは興奮してしまって
眠れないという人も
いらっしゃるかもしれません。
なかなか眠りにつけない人は、
床には就いたものの、
今日起こったことのあれこれを
考えてしまいがちです。
誰かに叱責されたこと、
ゆるせないと思ったこと、
今日中にやらなければならなかったのに
できなかったこと
など、頭のなかでグルグルと回転して
眠れなくなります。
これを僕は、
「持ち越しストレス」と呼んでいます！
「やらなければ」と思いつつも
先送りしてしまった、
頭の隅につかず離れずに
残っているこのストレスは、
じわじわとボディブローの
ように効いてきます。
しかし「持ち越しストレス」
の生じる要因は、
あなたの「時間との付き合い方」
にあります。
１日は２４時間、
１４４０分、
８万６４００秒です。
これは誰にも等しい枠組みです。
この一日という枠のなかに、
あなたはどれだけの思考を
詰め込んでいるでしょう。
＊＊＊
これって部屋のなかで
あふれかえっている
「モノ」と一緒ですね。
部屋の器を越えるモノと同じように、
自分の枠内で処理し切れる思考作業には
限界があります。
眠れない背景には、
あなたの時間の器の問題があります。
部屋にあふれかえる
モノひとつひとつに
罪があるわけではないように、
出来事に罪があるわけでなく、
時間の器とのマッチングに原因があるのです。
＊＊＊
