おのころ心平です。
いつもと同じ曲を聴いていて、
いきなりサビが違ったりすると
不快な気分になりますよね。
お笑い芸人のネタも、
これがしっかり定着するまでは、
アレンジすることなく、
やり続けることが鉄則なのだそうです。
たとえば、吉本新喜劇は、
おなじみのギャグが
いつも連発されます。
僕は大阪で育ったので、
小学校の時分には、
毎週土曜日、学校から帰っては、
新喜劇を見ながら
お昼ご飯を食べたものでした。
おなじみの芸人さんが出てきて、
「こうくる」とわかっていても
なぜか笑ってしまうのは、
その芸人さんのキャラクターが
「わかっていて」安心できるからでした。
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なりゆきがはっきり想像できて
「安心」できること。
この安心感があって、
人の気分というのは
その曲やネタのフレーズに
「共感」していくことができる
ということです。
ジャイアンはいつも強くてわがまま。
のび太はいじめられっこで泣き虫。
スネ夫は嫌味で虎の威を借る。
どんなふうであったとしても、
徹底して、そのキャラクターが
浸透していること。
そうしたら、
ジャイアンのいざと言う時の
みんなを守る勇気や、
スネ夫の意外な気配りが
引き立つのです。
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コミュニケーションにおいて
注意が必要なのは、
「自分の全部」を
わかってもらおうとしても、
うまくはいかないということです。
人というのは、
他人を解釈するとき、
必ずその人自身のフィルターが
かかるようになっています。
つまり、人は断片的にしか
相手を理解することができない…。
これは致し方のない現実です。
***
なので、ここを逆手にとって、
「自分はこんな人間なんだ」と、
わかりやすくキャラクターを
つくっておくことが
人間としての度量になります。
「ここはこうなるはずだ」という、
周囲の人が、あなたのことを
容易に想像できるキャラをつくって
おいてあげる、ということです。
「ああ、やっぱり」、
「そうなると思ってた」
…周囲の人を「やっぱりね」と
安心させることができたら、
周りの方から、
あなたへの信頼を
増してくれることになります。
キャラクターを通じて、
暗黙のルールを周囲の人間関係に
定着させたら、
あなたの人間関係は
より安心感が
生まれることになります。
さて、新年度、あなたはどんな
キャラクターを発信していきますか?
あなたのセルフイメージづくり、
おのころ心平がお手伝いします!!
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