おのころ心平です。
自律神経には、
「交感神経」と
「副交感神経」があります。
その副交感神経の中で
最大のものが「迷走神経」。
延髄から出て、
頸部、胸部、腹部まで達し、
胃酸の分泌や腸の動き、
心臓の心拍を調整したり、
折り返して、
気管の粘液の分泌にも
関与します。
その複雑な走行から、
英語でvagus nerveと言います。
vagusとは、
中世ラテン語で
放浪している、
という意味で名づけられました。
迷走神経は、
腹部から上半身の
リラックスモードを担当します。
最近はこの迷走神経に
・背側迷走神経系
・腹側迷走神経系
の2種類の働きが発見され、
交感神経系と合わせて、
「ポリヴェーガル理論」という
社会的な人間関係反射神経
としての役割が与えられています。
***
迷走神経…
これがうまく働かないと、
胃酸分泌や心拍にも影響が
出てしまいます。
迷走してこそ、
休息モード。
まっしぐらもいいけど、
ときに迷走することも、
あなたのカラダにとって
大事なのです。
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