おのころ心平です。
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「免疫の中枢器官」といえば、
まず、胸腺です。
心臓の上にあります。
幼少期から急速に発達し、
思春期でピークを迎えます。
そして、大人になると
徐々に退縮していくのですが、
これはすなわち、
子ども時代の
周囲や環境との関係が
その後のその人の免疫特性を
決定しているのではないか・・・、
あなたの子供時代の
ココロとカラダの成長プロセスが、
そのまま胸腺に刻印されている
ということです。
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とても切ないことに、
トラウマを抱えた子供たちには、
この「胸腺」の萎縮が見られます。
風邪をひきやすい、肌の弱さ、
皮膚炎、免疫異常、原因不明の不調、
のどのつかえた感じ、胸苦しさ…、
それは、子供時代の刻印と
関係があるのかもしれません。
そして、
子どもの頃の中枢から
大人になって、
バトンを受け取るのが、
第2の免疫中枢
=腸内細菌です。
腸内研究が進み、
腸内細菌の性格がどんどん
解明されてきました。
腸内フローラと呼ばれる
細菌叢(そう)は個々人で、
とても個性があります。
・糖尿病になりやすい腸内細菌バランス、
・不眠になりやすい腸内細菌バランス、
・うつ症状を起こしやすい腸内細菌バランス
というものが見つかり、
また、難病指定の潰瘍性大腸炎では、
健康な腸内細菌の入れ替え
=便移植によって、
著効な改善例が
報告されているのです。
腸内細菌は、
腸管に多数いる
免疫細胞とも密に
連絡を取り合っています。
つまり、
腸内細菌バランスこそが、
個々人の免疫の性格を決め、
さらには、病気のなりやすさを
決定している
と言っても過言ではないのです。
第2の免疫司令塔
=腸内細菌。
いつもおなかの調子の悪い人、
便秘・ガス腹、
便がゆるく下痢もしやすい人、
また、花粉症や、
食物アレルギーの方には、
腸内細菌を見直してみる
価値がありますね!
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おのころ心平、自分医学シリーズ2月。
「おなかの調子を癒す」
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