勇気をくれたメンターの言葉「科学と魔術はどっちも必要」 | おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

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病とその人の背景に潜むココロとカラダの繋がりを、西洋・東洋医学・科学・物理など様々な角度より検証し病気の“本当の原因”を探ります。

おはようございます。

おのころ心平です。

僕のメンター、上野圭一先生。



先生と、山本竜隆Drとの鼎談の書。


 


より。



***



人間には、常に


科学的知識と魔術的知識と、

この両方が必要だと思います。


科学的知識だけでも、

魔術的知識だけでも足りない。


われわれのような世界にいる人間は、

とくにそれは意識して、

科学的知識と魔術的知識を

自分の中で使い分けることが必要です。


つまりバイリンガル。


根本的なシステムが違うから、

なかなかそれは融合できるものではない

と思うんです。


だけど、融合できなくても、

バイリンガルで瞬時に両方の仕組みを

使い分けるってことはできるんですよね。


これからの人は、

そういうふうに成長していくのが

望ましいという感じがします。


by 上野圭一


***


おのころ ......


さっきのお話で、バイリンガルが

すごく重要だということでしたが、たしかに

この二つはわざわざ統合する必要も

ないのかもしれませんね。



 上野 ..........


統合できないですよ。ほんとうの意味で、

統合というか、融合はできないと思う。



おのころ ......


じゃあ、使い分ける?



上野 ..........そう。



おのころ ......


求められるのは、どっちも持っていて、

上手に、それこそ間合いを読んで

必要なものを使い分けるって能力ですね。



 上野 ..........その通りですね。



おのころ ......


統合医学じゃなくて、バイリンガル医学ですね。



 上野 ..........


昔、鍼灸学校に行っていた頃に、

いちばん年を取った、老練な医学史の先生の

授業があって、入学して最初にその先生が

しゃべったことをいまだに覚えているんです。


要するに、

「東洋医学と西洋医学は

一つにできるものではない。


君たちはこれからその両方を

学んでいくのだけれど、

人には大脳皮質が二つあって、

それぞれの働きが違う。


両方を学んで、両方のいいところを

自分の中でうまく使いこなしていくことを
考えるのが、君たちの仕事だ」


ということをおっしゃったんですよ。


その先生は、僕がその学校で

唯一尊敬する先生だったんです。



***



上野先生のおっしゃる、


科学的知識と

魔術的知識、


これを、

状況に合わせて

使い分ける知恵が、


現代人の

セルフケアの秘訣

なんです。


なるほど、今回、

この講座を開催しようと思ったのは、

あのときのメンターの言葉の

影響だったのか、と

今さら気づく今日この頃。


   ↓


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